ROOTE8(ルート8)サックスのこだわり 特徴やおすすめポイントをまとめてみました。
Topics
■1.鳴らしやすさ、レスポンスの良さ、からくる心地よい演奏感は特にこだわったポイント。
●ROOTE8 アルトサックス製作50本記念”限定モデル”
Anchert Authentic ”GreenRay”
歌うように、いつまでも吹いていたい サクソフォン
ブラステックの技術部門を担い、自身もサックスプレイヤーである丸七。
「吹きやすく、良い音が出る楽器が欲しい」
経験者・初心者問わず、だれでも歌うように演奏できる楽器があれば、きっといつまでも吹いていたくなり、どんどんサックスが好きになってくれるはず。そんな楽器があればいいのに…。
「無いなら、自分で創り出せば良いのではないか?」
技術者目線とプレイヤー目線の両方を兼ね備えた丸七だからこその発想。このサックスへの熱い想いによってROOTE8が誕生しました。
創るからには納得してもらえるものを。
自分もプレイヤーだからこそ実現した「こだわり」。
1.鳴らしやすさ、レスポンスの良さ、からくる心地よい演奏感は特にこだわったポイント。
- 鳴らしやすさ…初心者でも鳴らしやすければ、「サックスは難しそう」というハードルを下げることが出来ます。また現サックスプレイヤーの方でも、鳴らしやすい楽器は力まずに音を出せ伸び伸びと演奏表現が出来ます。
- レスポンスの良さ…吹き始めてからの音の立ち上がりや、音を変えたときの切れが良く、思った音を思った瞬間に出せ、「音を出す」こと自体が楽しくなります。
2.個性に合わせた音色
- Authentic…女性ジャズシンガーのようなハスキーでマイルドな音色。銀メッキのハンドブラッシュドサテン仕上げによる倍音が豊富な趣ある音色。かつてのジャズサウンドを彷彿とさせ、「歌うようにいつまでも吹いていたいサックス」です。初心者、経験者問わずジャズに憧れる方に手にしてほしいサウンド。
- Rustic…使い込まれたルックス同様の枯れた音色。雑味のある味わい深いサウンドはジャズやポップス、演歌などの哀愁を含んだ演奏でも活きてきます。
- Sunny…オーソドックスな明るく伸びのある音色。もともとの抜けの良さも相まって、明るく抜けのあるサックスサウンドを奏でられます。
Authentic試奏動画
3.ルックス
ルックスも演奏や練習のモチベーションを上げるための大切な要素。時計や財布や靴など、気に入ったものに囲まれる喜びをサックスにも。
Authentic
銀メッキに手作業による艶消し(ハンドブラッシュドサテン)加工を施した印象的なマットシルバー。オクターブキィやキィガードの形状も1940年代の名器達のデザインを踏襲。
使い込むほどに表面がエイジングされ、表情が変化していく様も楽しめます。
Rustic
使い込まれ、刻まれた歴史から滲み出る風合い。古き良き時代の渋みを感じる仕上げです。アンティーク調ならではの魅力を醸し出す雰囲気あるデザイン。
Sunny
いつかはサックスを吹きたい、とイメージした時に想い描くようなオーソドックスなラッカー仕上げ。王道だからこそ憧れる、スタンダードなサックスです。
こだわりを実現するための「こだわり」
良い演奏をするためには、それだけ質の良い楽器でなければなりません。「歌うように、いつまでも吹いていたい サクソフォン」を実現するため、当然品質にも丸七の技術者としての「こだわり」が詰まっています。
1.トーンホールを高精度に整える調整
トーンホールの処理が甘いとタンポとトーンホールの間に微妙な隙間が出来、楽に音が出せない原因となったり、レスポンスの悪さに繋がります。鳴りやすさとレスポンスの良さの要であるタンポの密閉。ここの調整には特にこだわりを持って仕上げています。(画像を左にスワイプ☜)
2.軽量設計
楽器の重量が重いと吹き心地も重くなり、楽器の重量が軽いと吹き心地も軽くなります。軽量化の弊害として軽薄な音色になりがちで、サウンドが犠牲になってしまいます。軽い吹奏感とサウンドの両面のパフォーマンスが最大限に発揮される重量に仕上がる様パーツのサイズを調整しました。
3.サーモシーズニング
しっかり吹き込まれ鳴らされた楽器特有の抜けの良さ。特殊な熱処理(サーモシーズニング)を施すことによって、新品でありながら、その抜けの良さを再現しています。ルックスだけでなく、ヴィンテージ楽器のような吹き心地にもこだわりました。
マイスター 丸七
丸七 夏樹|Natsuki Marushichi
福井県鯖江市で生まれ、石川県小松市で育つ。吹奏楽やJAZZライブなどを経験をしているからこそ知れた、演奏する喜び、ステージでの緊張と興奮…そんなサックスの楽しさを多くの方に伝えたい、という熱い想いを持っています。サックス以外にもギターや料理など趣味も多彩。一度凝ると徹底的なところは技術者の性分。
サックスを楽しむ方々と、これからサックスを楽しみたい方々に贈る「歌うように、いつまでも吹いていたい サクソフォン」。丸七の熱い想いが形になったサックスです。
ROOTE8 アルトサックス製作50本記念”限定モデル”
Anchert Authentic ”GreenRay”
2023年の秋、ROOTE8のアルトサックスは製作50本を迎え、アルトサックス製作50本を記念した”限定モデル”が製作されました。
そのモデル名は『Anchert Authentic ”GreenRay”』
10月に開催したグリンレイ サクソフォーン カルテットのイベントにて初お披露目を行い、メンバーである三田千晶氏にモデル名を名付けていただきました。
Authentic ”GreenRay”は限定3本の販売となります。
現在はブラステック高岡にて三田千晶氏がイベントで使用&吹き慣らしされたより特別な1本が販売されています。
選定品
ぐりんれいの皆様にご協力いただき、ROOTE8の各モデルに選定品を作りました。
それぞれに選定書だけではなく、直筆の個体についてのコメントをいただいたコメント書付き。
プロの方によるお墨付きの吹きやすさですので、憧れのサックスを始める際におすすめです。