【予約受付中】C.ベヒシュタインピアノを弾いてみませんか?10/12(土)-10/31(木)
こんにちは、ピアノクラウド金沢です。
突然ですが、皆さんに質問です。
「ピアノ」といえば、
どのメーカーを思い浮かべますか?
多くの方は、YAMAHAやKAWAIを思い浮かべるかもしれませんね。
日本では、これらのブランドが特に有名です。しかし、実は「世界三大ピアノメーカー」の一つに数えられるベヒシュタインというメーカーがあるのをご存じでしょうか?
ベヒシュタインは、ドイツのベルリンで1853年に設立以来、当時からリストやドビュッシーなど多くの音楽家に愛され、スタインウェイやベーゼンドルファーと並び立つピアノを作り続けています。
What’s C.ベヒシュタイン
カール・ベヒシュタイン
創業者カール・ベヒシュタインは、
カール・ベヒシュタインは1826年、ドイツ・ゴータで生まれ、14歳でピアノ製造職人を志しました。
ドレスデンのプレイエル工場で修行後、ベルリンに移住し、さらにパリとロンドンで技術を学びました。
特にパリでは、プレイエルと関わりの深いクリーゲルシュタインのもとで研鑽を積み、1853年にベルリンで自身のピアノ工場を創業しました。
彼のピアノは、プレイエルをはじめとするフランスのピアノ製造技術の影響を色濃く受け継いでいます。
プレイエルとは
ショパンが愛したピアノとして知られる
「プレイエル」。
この楽器は、ショパンが作曲し演奏する際に、特別な魅力を感じていたピアノでした。
その理由を理解するためには、まずショパンの音楽の特徴について触れる必要があります。
ショパンの音楽は多層的で、女性の歌声のような旋律に男性の声部が重なり、そのやり取りを多くの楽器が伴奏します。さらに、しっかりとしたベースラインが下支えし、複数の層が重なるのが特徴です。
もし、こうした多層的な表現がショパン自身が求めるものだったとしたら、彼がプレイエルのピアノを好んだ理由も理解しやすいです。
プレイエルのピアノは、音が混濁せず非常にクリアな響きを持つ楽器でした。
また、音の立ち上がりが早く、細やかな抑揚に敏感に反応するため、まるで人の声のように表情豊かに演奏することができたのです。
ささやくような繊細な表現から、怒りに満ちた激しい感情まで、音楽に抑揚と多層的なレイヤーを持たせるには、プレイエルのピアノは理想的だったと言えるでしょう。
カール・ベヒシュタインが模範としたピアノづくりは、このプレイエルのクリアな響きと、
敏感に反応する発音を支えるボディー構造に基づいていました。
これが、現在のベヒシュタインが誇る独自の音作りの秘密のひとつであり、アイデンティティーとして受け継がれているのです。
プレイエルから受け継がれた
透明な響き
プレイエルの特筆すべき技術的な工夫のひとつに、響板の設計があります。
透き通るような音を実現するため、響板の裏面にブリッジと平行に配置されたメインリブ構造を採用していました。
この技術と音響に対するコンセプトは、ベヒシュタインのピアノに受け継がれています。
~伝統と技が生む美しき旋律~
ベヒシュタインのピアノは、ヨーロッパ音楽の歴史と伝統を感じさせる豊かな音色を持ち
澄んだ繊細なピアニッシモから力強いフォルテッシモまで、広いダイナミクスを表現します。
複雑な和音の中でも旋律が鮮明に浮かび上がる「透明な響き」が特徴です。
職人の知恵と技術が詰まったその音色は、
演奏者に深い喜びを与えてくれます。
ご試奏いただけるピアノ
~Academy~
厳選された素材と最新のテクノロジー。
そしてベヒシュタインの伝統を受け継ぐ職人の技が融合したこのシリーズは、ベヒシュタインならではの透明感と豊かな音色をしっかりと引き継いでいます。
~description~
Size : w151cm×d160cm // Weight:308kg
Price: ¥7,425,000(inc. tax)
ベヒシュタインのアップライトピアノにおいては
「キング・オブ・アップライト」と称され、世界最高峰の地位を誇っています。
~Residence~
アップライトピアノの最上位シリーズ「ベヒシュタイン レジデンス」は、伝統の音を守り抜く設計により、プロの要求に最も敵う特性を備えたアップライトとして高い評価を得ています。低音部の音色は控えめで上品に、高音部は華やかさのある音色が特徴的です。
~description~
Size :h114cm × w152cm × d58cm // Weight:232kg
Price:¥3,795,000(inc. tax)
Concert Report
9月16日、当店にて国内外でご活躍中の近藤嘉宏さんをお迎えし、【レクチャーコンサート ショパンの愛したピアノ 〜プレイエルの流れを汲むC.ベヒシュタイン〜】を開催いたしました。
また、ベヒシュタインジャパン代表取締役社長の加藤正人さんにもご来場いただき、コンサート前半ではベヒシュタインの歴史や、そのピアノの音色の魅力についてご解説いただきまた。さらに、近藤先生による演奏にまつわるトークや貴重なお話も伺うことができ、大変有意義なひとときとなりました。
いただいたコメントの中から、ここで近藤先生のコメントを一部ご紹介いたします。
※一部、当時の表現とは異なる場合がございます。
<近藤先生>
「ブラームスの音楽には、重厚な響きが特徴的に表れています。
普通のピアノで演奏すると、音がミルフィーユのように重なり、一つの音なってしまうことがあります。
しかし、ベヒシュタインのピアノでは、一つひとつの音がはっきりと分離して聴こえます。」
ここからもおわかりいただけるように、
ベヒシュタインのピアノは、複雑な和音の中でも旋律が鮮明に浮かび上がるという特徴を持っています。
ところで、ベヒシュタインといえば、
その卓越した技術と品質は、長年にわたり多くのピアニストや愛好家に支持されてきましたが、実はその伝統と技術を受け継ぐもう一つのメーカーが存在していることをご存じでしょうか?
ベヒシュタインのセカンドブランド
W.ホフマン
「W.ホフマン」とは、最高級の品質を追求するベヒシュタインのエンジニアとマイスターにより「高品質・低価格」というコンセプトで設計されているブランドです。
ベヒシュタインの魅力を引き継ぎ、色彩豊かでバランスのとれたベヒシュタインサウンドを踏襲しています。
ご試奏いただけるピアノ
~Tradition~
伝統的な手工業仕上げで価格と品質のバランスがとても良いシリーズ。
こちらのピアノは暖かく包み込むような音色で、ベヒシュタインの技術が詰まったピアノ。
1音1音が澄み渡る繊細で豊かな響きをお楽しみいただけます。
~description~
Size :h122cm × w147cm × d60cm // Weight:227kg
Price:¥2,343,000(inc. tax)
「ヨーロッパの音」
音の立ち上がりが早く、
美しく透明度の高い響き。
音の輪郭がはっきりと聴き取れる、音色変化に富んだ多彩なサウンド。
最高の音質をぜひあなたのお部屋にも。
試弾会のご案内
・日程:2024年10月12日(土) ~31日(木)
10:30~17:00まで
・会場:開進堂楽器 楽器センター金沢
・アクセス:石川県金沢市駅西本町6-3-21
お問い合わせ・ご予約先
・お電話でのお問い合わせ、ご予約は
MPC楽器センター金沢 TEL076-221-1544
・Webからのご予約はこちら
⇒【お問い合わせフォーム】
※ご予約の際は、『お問い合わせ内容』に、
『お名前、ご連絡先、ベヒシュタイン試弾会予約希望、希望日時』をご入力ください。
ご安心くださいませ。
当店には、認定技術者が在籍しております。
購入後も安心してご利用いただけるよう万全のサポートを提供いたします。
当店は高価買取・下取りも行っております。
買い替えでのご購入検討の際はお手持ちのピアノをよりお得に買い取らせていただく
“下取り購入”をお薦めいたします。
詳しい内容・ご相談については、
お気軽にお電話またはメールにてお問い合わせくださいませ。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
–北陸 石川県金沢市のピアノ・鍵盤楽器専門店/ピアノクラウド金沢–
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Mail gck-shop@kaishindo-music.co.jp
営業時間
平日・土曜 OPEN AM10:00 CLOSE PM8:00
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過去の輸入ピアノのブログはこちら!
違う角度から
こちらのブログでは、
元調律師さんからの目線でご紹介させていただいております。
中々聞かない話まで・・・、ぜひご一読ください♪