輸入ピアノガイドブック ~ 1. 輸入ピアノとは ~
皆さんこんにちは、ピアノクラウド金沢です♪
輸入ピアノってご存知ですか?
日本ではYAMAHA、KAWAIなどが有名ですが…。
今回のブログでは、輸入ピアノとその代表的なメーカーにスポットを当てて紹介していきます✈
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TOPIC
1. 輸入ピアノとは?
2. 輸入ピアノの特徴は?
3. 世界三大ピアノ
4. ピアノクラウド金沢で展示・販売中!
1. 輸入ピアノとは?
輸入ピアノとは、日本以外の国で作られたピアノ。
欧米諸国、特にドイツやアメリカ、オーストリアなどのメーカーが有名で、長い歴史と伝統、職人技に基づいた高品質なピアノづくりで知られています。
2. 輸入ピアノの特徴は?
輸入ピアノと言っても、特徴は様々です。
今回はヨーロッパピアノにフォーカスして、主な特徴を紹介させていただきます。
1)一つ一つが工芸品
最高品質の材料と優れた設計を使った、熟達した職人の手造りによって、高い品質を誇ります。
そのため、高級感があり、個性豊かな逸品が揃っています。
優れた音質と多様な表現力、真の響きを兼ね備えているので、演奏することが本当に楽しく感じるでしょう。
そして、キチンとした管理とメンテナンスを施せば、100年でも使い続けることができると言われ、世代と世代を繋ぐ架け橋にもなるのです。
2)伝統を守るヨーロッパピアノの哲学
ヨーロッパピアノは、日本だけでなく、北南米やアジア諸国にも輸出されています。
しかし、ヨーロッパのピアノメーカーは、気温や湿度といった異なる気候環境に対応するための設計や材料の変更を行うことはありません。
それは、メーカー独自の音色と響きを大切にしていて、伝統を守ることが最優先されているからです。
3)高価な価値の背後にある理念
ヨーロッパピアノ、特にグランドピアノが高価な理由は、ピアノの製造に対する理念が異なるからです。
ピアノを手造りするため、1日に数台しか作ることができません。
最高品質の素材・卓越した技術・長い製造時間をかけて造られることで、高価な製品となり、いわゆる名機と言われるに至ります。
3. 世界三大ピアノ
ピアノの世界三大メーカーは、一般的に以下だと言われています。
いずれも19世紀に創業した老舗メーカーであり、世界中で大きな支持を得ています。
1)C. BECHSTEIN
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made in Germany
since 1853
創業者カール・べヒシュタインが創設して、100年以上が経ちます。
かの有名な作曲家 リストやドビュッシー が愛したと言われ、ドビュッシーの言葉は今もなお生き続けています。
“Piano music should be written only for the Bechstein.”
Claude Achille Debussy
「ピアノ音楽は、ベヒシュタインのためだけに書かれるべきだ」
2)Bösendorfer
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made in Austria
since 1828
創業者であるイグナッツ・ベーゼンドルファーは、有名なピアノとオルガンの製作者ヨーゼフ・ブロッドマンの下でピアノ製造技術を学びました。
その後、1828年、ウィーンでベーゼンドルファー社を設立しました。
世界で最も製作に時間をかけるピアノメーカーとして知られています。
3)STEINWAY&SONS
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made in America and Germany
since 1853
かのシューベルトと同年、1797年、創設者ハインリッヒ・シュタインヴェーグは生まれました。
1836年、彼が初めて製作したグランドピアノは、驚くべきことに彼の自宅の台所で作られたもので「キッチンピアノ」と呼ばれています。
STEINWAY&SONSのピアノ製造は、アメリカとドイツの2カ国で行われています。
これらはニューヨークスタインウェイとハンブルクスタインウェイとして知られており、それぞれが独自の魅力的な音色を持っています。
4. ピアノクラウド金沢で展示・販売中!
ピアノクラウド金沢では、C. BECHSTEIN と STEINWAY&SONS を展示・販売しております♪(2024/4/27 時点)
中々お目にかかれないピアノたち。
次回のブログでは、上記2つのメーカーを深掘りしながら、展示・販売中の商品を紹介していきたいと思います!
どうぞお楽しみに♪♪
to be continued…
タグ: Bösendorfer, C.BECHSTEIN, STEINWAY&SONS, アップライトピアノ, グランドピアノ, ピアノ, 海外, 輸入, 輸入ピアノ![](https://i0.wp.com/mpc-web.jp/gckanazawa/pianocloud/wp-content/uploads/sites/3/2023/11/1.jpg?resize=280%2C280&ssl=1)