輸入ピアノガイドブック ~ 4.「W.HOFFMANN」の紹介 ~
みなさんこんにちは ピアノクラウド金沢です♪
前回のブログ輸入ピアノガイドブック ~ 3. 「STEINWAY & SONS」の紹介 ~では、「STEINWAY & SONS」の魅力についてご紹介させていただきました。
さて、突然ですが、ブログ第2弾でご紹介した「C.BECHSTEIN」のセカンドブランド「W.HOFFMANN」をご存知でしょうか?
今回のブログでは
この「W.HOFFMANN」について簡単にご紹介しようと思います!
どうぞお楽しみください♪
TOPIC
1. W.HOFFMANNとは?
2. W.HOFFMANNの3つのシリーズ
3. W.HOFFMANNの魅力
4. ピアノクラウド金沢で展示・販売中!
1. W.HOFFMANNとは?
創設者:ヴィルヘルミーネ・ホフマン
製造国:チェコ共和国(フラデツ・クラーヴェー)
創業年:1904年
ベヒシュタインのセカンドブランドのホフマン。
ベヒシュタインによって設計・製造され、ベヒシュタイン・グループのエントリーモデルとして、チェコ共和国のフラデツ・クラーロヴェにあるC.ベヒシュタイン・ヨーロッパ工場で製造されています。
W.HOFFMANNの3つのシリーズ
ホフマンは3つのシリーズを展開しており、どれも歌うような、人間的な温かい音色をお届けします。
プロフェッショナル
欲求度の高い教育に。
一台ずつ手作業で、より高いステージを求めるユーザーの声に応えて誕生したシリーズ。
ベヒシュタインの鍵盤およびアクション工学・構造基準に基づいて製造、またハンマーヘッドはドイツのベヒシュタイン製となっており、あらゆる面でこだわりを感じられます。
また、特徴的なのがフレームや真鍮やロゴもシルバー仕様。黒艶出しボディとシルバーの絶妙なコントラストが魅力的です。
トラディション
伝統的な手工業仕上げで
価格と品質のバランスがとても良いシリーズ。
プロフェッショナルが上級クラスなら、トラディションは中級クラスと言えます。
長時間の練習や演奏に耐えられるように、耐久性のある素材で作られています。
ビジョン
世界への入門に、魅力的な価格のシリーズ。
全ての部品は、ベヒシュタイン・ヨーロッパの経験豊かな技術者により定められた検査に合格したものを使用。
欠点のない弾き心地をお届けいたします。
W.HOFFMANNの魅力
輸入ピアノの多くは、国産ピアノに比べてやや高価になることが一般的です。
そのため、ヨーロッパの音を求めるものの、最終的には手が届かず国産メーカーを選ぶことが多いでしょう。
しかし、ホフマンは違います。
ホフマンのピアノは、国産ピアノと同じくらいの価格帯で提供されており、しかもベヒシュタインの確かな技術を受け継いだ職人たちが手作業で製作しています。
つまり、輸入ピアノの購入を諦める必要はないのです。
またホフマンの音色は、”透明感がありつつ、暖かく包み込むような”音色が特徴です。
受け継がれていく確かな技術と音色
1904年にベルリンで誕生したホフマンは、約120年の歴史を持ち、その間、職人たちの技術と愛情によって守られ、今もなお世界中で愛されています。
ホフマンというメーカーを全く知らなかった方や、名前だけ聞いたことがある方にも、その魅力を少しでもお伝えできていたら嬉しいです。
4. ピアノクラウド金沢で展示・販売中!
ピアノクラウド金沢でも、「W.HOFFMANN」を展示・販売中!
各商品の詳細は商品ページにて!ご来店もお待ちしております♪
【NEW】アップライトピアノ T-122 Tradition(ウォルナット艶消)
ピアノ世界三大メーカーの1つ、ベヒシュタインのセカンドブランドのピアノです。
ベヒシュタインならではのクリア(透明)な音色が特徴です。
<Size>
高さ122cm×幅147cm×奥行60cm×重量227kg
<Price>
¥2,343,000(taxin)
ホフマンのピアノは、透明感がありつつ、暖かく包み込むような音色が特徴と言われています。実際にこのピアノを弾いた時、低音域では温かみと包み込まれるような感覚がありました。一方で、高音域では、ベヒシュタインが手掛けているだけあって、1音1音が澄み渡る感覚がありました。イメージとしては、水滴が水面に落ちて、その波紋が広がるような音色です。
個人的には、ドビュッシー作曲の「月の光」が非常に合うのではないかと思っており、「月の光」は、繊細で幻想的な雰囲気を持つ楽曲で、ホフマンのピアノの透明感と温かみが、その美しさを一層引き立てるように思います。
ホフマンのピアノを通してベヒシュタインの技術も感じられるこのピアノは、とても贅沢な逸品だと思いました。