ヤマハ YU33 ってどんなピアノ?

こんにちは、Piano Cloudの吉田です。

今日は、ヤマハ アップライトピアノ YU33についてご案内いたしましょう。

YU33の歴史は2006年の9月からですが、そのルーツは、私の持っている資料によりますと

昭和21年発売の#300(S.21~S.28)まで遡ります。

YU11のルーツ、#100が昭和2年から28年までの製造だったので、それよりも開発されたが早かったということになります。

先のYU11のブログで、

「ヤマハアップライトピアノのラインナップの中で、ベースとなる位置づけです」

とご案内しましたが、このYU33はヤマハのアップライトの『起源』という位置づけになるのかもしれません。

※ちなみにヤマハピアノの製造開始は明治33年、

製造番号では、

1万台に達したのが昭和1年、

2万台に達したのが昭和9年、

3万台に達したのが昭和13年

4万台に達したのが昭和22年です。

ちょっと、退屈な話になりました。

 

#300の後継機種はU3A(S.29~S.34)です。

はい、ここで『U』の文字が出てきました。

高さが131cmの、いわゆる、「U3」タイプの始まりです。

 

では、高さが121cmのU1タイプと131cmのU3タイプでは

どのように違うのでしょう?

  • 高さの違い
  • 弦の長さ
  • 響板の面積
  • ピアノのボディの体積

の違いです。

これは、過去のブログ(はじめてのピアノ選び Vol.5~ラインナップについて~)でも同じことを申し上げたかもしれませんが、

体積は自動車に例えると、排気量の違いです。

アクセルを踏んだ時、それにストレスなく応えてくれる、だからと言ってゆっくり走れないわけではありません。

小さい音から大きな音まで、演奏者の意図に素直に反応してくれます。

また、重厚な低音も魅力です。

大きなボディと長く太い弦を使うことで、地を這うように伸びてくれる、説得力のある低音に近づきます。

そう、バイオリンとコントラバスの違いをイメージしてみてください。

バイオリンのボディでは、絶対にコントラバスのあの太い音が出ることはありませんよね。

 

もちろん、U3タイプも

初期のU3Aから現在のYU33に至るまで、進化を続けています。

YU11のブログでも紹介しましたが、

1.譜面台が大きくなりました

2.トップ・サポートも装備されています

3.鍵盤蓋にソフトランディング機構がつきました

 ※小さなお子様にも安心です。

4.チューニングピンが酸化膜から錆びにくいニッケル仕上げに変わっています

1980年製 U3H

チューニングピンの色は黒です。

1987年製 U30BL

こちらもチューニングピンは黒です。

現行品 YU33

チューニングピンの色がシルバーに

ニッケルメッキが施してあります。

5.ハンマーがオールアンダーフェルトになりました

1980年製 U3H

高音部のハンマーは白いフェルトのみです。

1987年製 U30BL

オールアンダーフェルトに。

中心にオレンジ色のフェルトが使われています。

この時代からオールアンダーフェルトになったんですね。

現行 YU33

高音部のハンマーに白と赤、2種類の性質の違ったフェルトが使われています。

6.そしてYU33は支柱が5本になっています

1980年製 U3H

現行 YU33

ちなみに4本、5本というのは両端の支柱もカウントします。

音を聞いてみましょう

ちなみに背の低いYU11はこんな音  ※YU11TA2になっていますが生音はYU11と同じなのでご了承ください。

演奏が超お粗末なのは許していただくとして、

みなさんも、楽器センター富山で是非、実際に弾き比べてみませんか?

きっと、いろいろ感じていただけるものがあると思いますよ。

ご来店、お待ち申し上げます。


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