【中古ホルン 紹介】 ホルトン H109
2022/02/18 06:03:49
ブラステック高岡の久保です。
見てください!中古のホルンが3本並びました!
ホルン吹きとしては、ついニヤけてしまいます。
並んでいる中古のホルンは、ヤマハの入門モデル「YHR-567D」、同じくヤマハの中級モデル「YHR-668D」、ホルトンの「H109」です。
今回は、気になる右端の銀色のホルン「Holton H109」をご紹介します。
アメリカのホルンと言えば真っ先に思い浮かぶホルトン。ニッケルシルバー製の太ベルで深みのあるアメリカサウンドを味わえます。
印象的な金メッキのロータリーキャップ。最近ではヤマハのYHR871にも採用されていましたが、キャップに金メッキを施し全体の音色のバランスを取っています。
ファーカスモデルに似たレバーのすべり止め。カッコいいので学生の頃に憧れていました。ロータリーキャップ同様に金メッキを施し全体の音色のバランスを取っているものと思われます。
伝統的な紐式のレバーアクション。押し込んだ時に感じる、わずかな遊びが機械的でなく良い感じ。
ホルトンの特徴的な抜き差し管の内管。抜き差し部を少し抜いたところが若干低くなっています。チューニングで抜いたままにしているときに付着した埃による摩耗を防いだり、固着防止のための仕様と思われます。
ツバがたまりやすいのに、抜くのに手間がかかるB♭管の3番抜き差し管。ここに便利なつば抜き付きが付いています!
特徴的な支柱。珍しい形状です。ちょっとしたバランサー的な役割も担っています。
ここにも特徴的な支柱があります。昔はここにホルトンのロゴがあった機種があったような気がします。ここでもF管のチューニングが可能。
ホルトンの特徴的なB♭管のチューニング管。古いヤマハにもあり、懐かしさを感じます。
少し吹いてみました。
太ベルらしい深い響きの音色が心地よいです。一方、細ベルよりも音の出だしがモゴモゴしてしまいそうなので、発音に意識をした方が良さそうです。中古だからと思われますが見た目に反して反応が良く、「ff」で鳴らしても楽器に余裕を感じ、上級者が吹いてもしっかり応えてくれるキャパシティを感じました。
初心者の方よりは、高校生以上の経験者にオススメです。細ベルのブライトな感じが好きな方でも、このホルトンを吹くと豊かで深みのある響きに魅了されるかもしれません。
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タグ: Horn
Written by
Makoto Kubo
中学校に入るときにホルンの形に魅了され、中学、高校、大学でも吹奏楽にのめり込む。卒業後はESA音楽学院にて管楽器修理も専修技術を習得。現場経験も豊富で、プレイヤーの目線で小物や楽器をチョイスし、より楽しい”Music Life”の提案を心がけている。
愛器はAlexander / 200GBL。
ブラステック高岡