世界中の演奏家に愛され続けているSteinway & Sons(スタインウェイ)の中古グランドピアノ「O-180」
こんにちは!
ピアノクラウド金沢です!

世界中の演奏家に愛され続けているスタインウェイ。
1979年にドイツ・ハンブルク工場で製造された、小型グランドピアノ「O-180」の中古がピアノクラウド金沢に入荷いたしました✨
TOPIC
1. STEINWAY & SONSの歴史
2. STEINWAY & SONSの音色
3. STEINWAY & SONSの特徴
4. ピアノクラウド金沢で展示・販売中!
5.「O-180」は自社工房にて整備いたしました
6. 良質な状態でご試弾いただくために
1. STEINWAY & SONSの歴史

創設者:Heinrich Engelhard Steinweg(ハインリヒ・エンゲルハルト・シュタインヴェーク)
※英名:ヘンリー・エンゲルハード・スタインウェイ
製造国:アメリカ(ニューヨーク州), ドイツ(ハンブルグ)
創業:1853年
1853年、スタインウェイ一家がニューヨークへ渡って創業したSTEINWAY & SONS。
スタインウェイは、ピアノを作り始める前までは木工職人として働き、生計を立てていました。
彼が奥さんのために製作し、1836年に完成したピアノには製造番号0001が与えられています。
そのピアノを製作していた場所がキッチンであったことから、「キッチンピアノ」と呼ばれるようになりました。
また、STEINWAY & SONSが一躍有名になった出来事としては、スタインウェイの息子であり、初代社長のウィリアム・スタインウェイ(四男)がニューヨークで創業後、ヨーロッパで活躍していたパデレフスキや、シュタイン・ルーピンなどといった一流のピアニストを引き連れたアメリカツアーを幾度も行ったことや、1867年のパリ万博に出展した際、圧倒的な”響き”と”ダイナミックレンジ”をもって、金賞を受賞をしたことが挙げられます。
これらを始めとする数々の逸話から、名前が知れ渡り、「楽器の王様」として君臨するようになりました。
2. STEINWAY & SONSの音色

「輝くような」
「重厚な」
「艶やかな」
STEINWAY & SONSの音色には、”表現の幅広さ”があります。
つまり、音色の引き出しが多いということ。
悲しい音や楽しい音など、ピアニストが表現したいと思った音を自由自在に表現できるのです。
そのため、「カラフルなパレットを持っている」と言われることもあります。
3. STEINWAY & SONSの特徴
最高のピアノを製作するためには、最高の素材と熟達した職人による技術、そして伝統を守り続けることも最高のピアノ作りには欠かせません。
また、STEINWAY & SONSにはこだわりがあります。
“To build the best piano possible.”
~ STEINWAY & SONS’s Policy ~
「可能な限り最高のピアノを作る」
厳選された素材

最適な響きを生むための木材の選択によって、ピアノの生涯の音色が変わると言っても過言ではありません。
例えば、”リム”と呼ばれているピアノの外側の木材は、木目が水平方向、そして節目が無いものが使用されています。
これは音の伝達が最適になるように職人が木材を見極め選んでいるためです。
基準が非常に高い木材は、適材適所でパーツとして使用されます。
科学的な特許に基づいた設計

STEINWAY & SONSの優れた技術は、物理学者と協働して生まれました。
音は物理学と密接な関係にあります。
音とは波動であるため、どういう波形が良いのか、どういう設計をすれば最適な音と響きを生み出せるのか。
ピアノの音が発せられるまでの様々なプロセスを追求しています。
伝統を守り続ける

特に特徴的なのが、リムの作り方です。
通常、リムは薄い板を重ねて作られますが、STEINWAY & SONSでは外側と内側のリムを別々に作らず、全て一気に曲げて製作(一体成形)しています。
この手法は非常に高度で、現代の製造技術から見ると効率的とは言えませんが、独特の響きを生み出すために不可欠です。
4. ピアノクラウド金沢で展示・販売中!
ピアノクラウド金沢でも、中古の「STEINWAY & SONS」を展示・販売中!
各商品の詳細は商品ページにて!ご来店もお待ちしております♪
STEINWAY & SONS「O-180」
スタインウェイのグランドピアノは6つのモデルがあり、「O-180」はスタインウェイのスモールグランドの中で最も大きなサイズのピアノで、ご家庭用として人気のあるモデルです‼
製造年 | 1979年(ハンブルク製) |
鍵盤 | 白鍵:象牙 黒鍵:黒檀 |
サイズ | 高さ101cm 幅146.5cm 奥行180cm 重量286kg |
コンパクトなサイズながら、スタインウェイならではの豊かで繊細な響きを持ち、特にこのピアノは、ヨーロッパの鐘を思わせるような明るい音色の中に、少し渋みを感じさせるピアノです。
現行モデルでは味わえない、当時ならではの個性が魅力の一台です。
5.「O-180」は自社工房にて整備いたしました
「O-180」ピアノは自社工房にてスタインウェイの整備資格を持つ技術者が整備をしました!
~整備内容~
・全弦張り替え(すべて純正品)
・ハンマー整形
・白鍵象牙鍵盤の漂白と研磨
・消耗品パーツ交換
・弾き心地の調整
ハンマーは消耗が少なく良好な状態を保っていたため、あえて交換は行わず、オリジナルのハンマーにこだわって丁寧に調整のみを施しました。
そのため、1970年代当時のハンブルク製スタインウェイならではの音色を、忠実にお楽しみいただけます。
スタインウェイ「O-180」ご試弾いただけます♪
お気軽にお問い合わせください!!
6. 良質な状態でご試弾いただくために
ピアノクラウド金沢では定期的に調律を行っておりますが、
ピアノを良好な状態でご試弾いただくため、事前のご予約をおすすめしております。
下記【ご連絡・お問い合わせ先】よりご予約をお願いいたします。
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