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【稲垣えみ子×米津真浩 TALK&miniCONCERT】開催レポート✨

2025/04/05 01:19:25

こんにちは!

ピアノクラウド金沢の乾です。

2月16日に開催いたしました「稲垣えみ子×米津真浩 TALK&miniCONCERT」の様子をご紹介いたします。

この日のゲストは、このお二人✨

稲垣えみ子さん

1965年生まれ。朝日新聞社で論説委員、編集委員をつとめ、2016年に50歳で退社して「楽しく閉じていく人生」を模索中に、縁あって小学校以来40年ぶりのピアノレッスンを再開する。先生はなんとまさかのイケメンピアニスト! その優しくも容赦のない指導のもと、1日最低2時間は練習するハマリぶりなど、その空前絶後の奮闘とピアノ愛を書いた「老後とピアノ」(ポプラ社)が話題に。

米津真浩さん

1986年2月14日生まれ。千葉県千葉市出身のピアニスト。東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)卒業。同大学院を首席で修了。2013年・2014年度ローム・ミュージックファンデーション奨学生としてイタリアの名門イモラ音楽院へ留学。2007年 第76回日本音楽コンクールピアノ部門 第2位入賞。岩谷賞(聴衆賞)を受賞。これまでに寺田栄子、高梨淳子、村上隆、弘中孝、Leonid Margariusの各氏に師事。また、M.ラエカッリオ、P.ネルセシアン、S.ドレンスキー、A.サッツ、M.ベロフ、D.ヨッフェ、B.リグット、V.リャードフ、B.ゲツケ、T.ゼリクマン、B.ペトルシャンスキー、P.ドヴァイヨンといった世界的なピアニスト・教授陣の指導を受ける。クラシックのピアニストとしては珍しくyoutubeといったSNSにも力を注いでおり、クラシック音楽の普及活動を積極的に行う。

https://linktr.ee/yonezutadahiro

稲垣えみ子さんの著書『老後とピアノ』(ポプラ社)の発売記念イベントでした。

当日は満席でたくさんのお客様が楽しみにご来場くださいました。

コンサートが始まり、いよいよ稲垣さんと米津さんの登場です👏

稲垣さんお手製のペアルックでご登場✨

まずはお二人の連弾から。

ドビュッシー:小曲集メヌエット

やわらかな3拍子に繊細できれいな旋律がのったとても素敵な連弾曲を弾いていただきました。

しっとりと素敵なピアノの音色に浸った後は、稲垣さんと米津さんのトークの始まりです!

稲垣さんが大人になってからピアノのレッスンを始められることになった経緯や、日々の練習のエピソードをとても楽しくお話をして下さいました。

稲垣さんの体験談を聞きながら、ご来場のお客様がくすっと笑ったり、「分かる分かる」とうなずいたり。

稲垣さんの著書『老後とピアノ』を読みながらくすっと笑ってしまうそのままの稲垣さんのリズムで、柔らかく親しみやすい語り口のトークにお客様は引き込まれていました。

米津先生から「自分で好きな曲を選んで下さい」と言われ

ピアノ曲をいろいろ聴き始め、曲選びにはまった稲垣さん。

好きな曲をするというのがすごく良くて、大人になって「練習が楽しい!」と感じるようになったことや、

作曲家に興味をもって作曲家について考える癖がついたことなど、

大人のレッスンならではの楽しみをたくさんお話いただきました。

大人ならではのお悩みも楽しくお話して下さり、

「良い曲だな~と思って聞いていたら、半年前に弾いた曲だった」というエピソード等、会場は笑いに包まれていました。

米津先生のお話もとても楽しく、稲垣さんとの仲の良さが、暖かい会場の雰囲気を作り出していました。

最後にお客様からのご質問にもお答えくださいました。

”ピアノを弾くと肩がこる”という大人のお悩みには、米津先生が姿勢のレクチャーをして下さり、

体や腕の向き、脱力についても分かりやすくお話くださいました。

気取らないお二人のお話に引き込まれあっという間に時間が過ぎ、

ここからは、miniCONCERTの始まりです。

まずは稲垣さん。

緊張しているとおっしゃっていましたが、ピアノがとってもお上手な稲垣さん。

大曲ぞろいのレパートリーの中から、

スクリャービン:「3つの作品」から練習曲嬰ハ短調Op.2-1

を演奏して頂きました。

稲垣さんの演奏が始まると、ほんわかした会場の雰囲気がガラッと変わり、

お客様はじっと稲垣さんの演奏に聞き入っていました。

次は米津先生に演奏していただきました。

曲は、会場とピアノに合ったものを当日お選びいただいた一曲です。

ショパン:ノクターン13番

とってもとってもすてきなノクターンでした。

気さくなトークの雰囲気とはまた違った、情感のこもった米津先生の雰囲気と音色に

会場はぐっと引き込まれました。

最後は、稲垣さんと米津先生の連弾曲です。

曲は、ドヴォルザーク:スラブ舞曲 第10番

ホ短調の哀愁たっぷりの旋律から始まり、軽やかなト長調に展開して、また繰り返し始めのメロディが戻ってくる3拍子の舞曲。

いろんなシーンで耳にする有名なこの曲は、のだめカンタービレが大好きで何度も見た私にもとても嬉しい曲でした✨

お二人の息がぴったりのとっても素敵な演奏に拍手喝采でTALK&miniCONCERTは終了。

会場のお客様が皆、稲垣さんと米津さんのファンになりました✨

米津真浩さんトランスアコースティックピアノコンサート

『稲垣えみ子×米津真浩 TALK&miniCONCERT』の後は、

特別に米津真浩さんによるトランスアコースティックピアノコンサートを開催いたしました!

当日は特別な機能が付いた、ヤマハのC3X-TA3というモデルのピアノを、㈱ヤマハミュージックジャパン様よりお借りしました。

トランスアコースティックピアノは、デジタル音源をピアノのボディから響かせることが出来ます。

米津先生はこのトランスアコースティックピアノの機能を活かして、とても素敵な演奏をしてくださいしました。

タブレットで操作をしながら、事前に録音した米津先生の演奏に合わせてピアノを演奏してくださったり、音色を変えて演奏して下さいました。

米津先生お一人で、チャイコフスキの金平糖の踊りやカッチーニのアベマリアの、素晴らしいアンサンブルを聞かせてくださいました。

米津先生の解説を聞きながら、通常のアコースティックでは出来ないスペシャルな演奏をお客様は楽しまれていました✨

コンサートの後は、稲垣さんと米津先生のサイン会✨

気さくな稲垣さん米津先生と、サイン会に並んでくださったお客様は皆様笑顔でお話されていました。

もし『老後とピアノ』の第2巻が発売された際には、ぜひまた稲垣さん米津先生お二人そろってMPC HALL KANAZAWA にきていただきたいです!

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Written by
Hirono Inui

ピアノクラウド金沢

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