ピアノ椅子ひとつで、演奏のしやすさや上達具合が変わります!
こんにちは!ピアノクラウド金沢スタッフの小川です。
みなさま、ご自宅用のピアノはしっかりしたものを選んでいると思いますが、【ピアノ椅子】はどんなものをお使いですか?実は、ピアノ椅子の高さ調節や座り方ひとつで演奏のしやすさや上達具合も変わるため、とても重要なアイテムなんです!しかし、製品数も多く、たくさんのタイプがあるため、どれを選んだらよいのか悩んでしまいますよね・・・
そこで今回は、選び方のポイントと、おすすめのピアノ椅子をご紹介します!今使っている椅子と比べたり、これから購入されるときの参考にしてみてください♪
♪選ぶときのポイント3つ
1.高さ調節のしやすさ
ピアノ演奏をする際は自分に合った高さで座る必要があるため、高さを調節しやすいピアノ椅子がおすすめ。鍵盤に手を置いた際に腕が床と平行になるのが目安の高さです。
2.適度なクッション性があるもの
長時間練習する場合は、ピアノ椅子の座り心地がよいかどうかも重要。柔らかすぎるものも姿勢を保ちにくくなってしまい演奏に影響します。固すぎず柔らかすぎない、適度なクッション性のあるものを選びましょう。
3.演奏中でも安定性が高いもの
演奏中の動きにも耐えられる安定性も必要になってきます。強弱をつけるために体重移動をして演奏をするときもあるため、重厚感のあるものほど、ぐらつきやがたつきが少なく、安定感のある演奏が可能です。
♪ピアノ椅子の種類
ピアノ椅子は、大きく分けて2つのタイプがあります。
・背もたれのある椅子(トムソン椅子)
ピアノ椅子のなかでもオーソドックスなのが、こちらの背もたれのあるピアノ椅子。
・ベンチタイプ
電子ピアノを購入する際についてくるのが、こちらの背もたれの無い椅子が多いかと思います。
♪どちらを使えばいいの?
最初にご紹介した、選ぶときのポイント3つと照らし合わせて、それぞれの特徴を見ていきましょう!
・背もたれのある椅子(トムソン椅子)
1.高さ調節のしやすさ
後ろについているタブで簡単に高さ調節出来るのが特徴です。その点で、ピアノ教室や学校、発表会などたくさんの人がピアノを弾く場面でよく使われます。ご家庭では、親子や、2人以上のご兄弟など、さまざまな身長の方がピアノを弾く場合もおすすめです。
2.適度なクッション性があるもの
座面が硬いものも多く、クッション性がないものは長時間の練習には不向きです。
3.演奏中でも安定性が高いもの
背もたれは演奏中には使用しませんが、背もたれがついているおかげで椅子自体の重心が後ろになり、前に体重をかけても椅子が浮きにくいです。一般的に約7~8kgと重量のあるものが多く、背もたれが付いている分安定性があります。小さいお子様が座った際に後ろに倒れる心配が少ないのもポイントです。
・ベンチタイプ
1.高さ調節のしやすさ
サイドについているハンドルを回すことで、高さの調節をするものが主流です。好きな位置で止められるので、高さの微調整ができます。しかし、高さ調節に時間がかかるため、複数人で使用する際には面倒なのが難点です。燕尾服や裾の大きく広がったドレスなどの衣装でもラインを邪魔しないので、コンサートなどでも使われます。
2.適度なクッション性があるもの
座面は、背もたれタイプよりもクッション性があるものが多いです。
3.演奏中でも安定性が高いもの
軽量なものから10kg超えのものまで、さまざまなタイプがあります。軽すぎると、動かすのは簡単ですが演奏中にぐらついてしまい安定しないため、きちんとした演奏のためには重さがあり、安定性の高いものを選ぶのがおすすめです。
♪おすすめのピアノ椅子
それぞれのメリットやデメリットをお話ししましたが、皆様はどちらの椅子が良いですか?最後に、おすすめのピアノ椅子をご紹介していきます!
・背もたれのある椅子(トムソン椅子)
・甲南 No.5 右(黒座面)を店頭展示中!
名陽木工製(純国産!)のピアノ椅子。名陽木工のピアノ椅子は、すべての製造工程を日本国内で行っている、「ジャパンプライド製」です。椅子の後ろに付いているツマミで、簡単にサイズ調節ができます。
安心・安全の純国産と、見た目の高級感、修理などのアフターサポートも充実。クッション性も良く、約7.5kgの重量で安定感もあり、確かな技術と丁寧なつくりのため、長くご使用いただけます。
・ベンチタイプ
・甲南 AW55-S(黒塗)
サイドについているハンドルを回すことで、高さを調節します。両サイドにハンドルが付いていて、両手でハンドルを回せるため、片手で調節するより早く、高さを変えられるのもポイントです。価格もお求めやすく品質も高いので、練習用のスタンダードなピアノ椅子としてもおすすめです。
・甲南 MK-70 店頭展示中!
こちらも、名陽木工製(純国産!)のピアノ椅子。背付き椅子のように、後ろにツマミが付いており、高さは4段階で調節できます。アレルギー原因物質の活動を抑える、高機能布地(自動車N-BOXにも採用)を使用しています。
通常のベンチタイプより幅も大きく、重量約12.5kgと安定性があるため、重心の移動もしやすい作りになっています。
・吉澤 CS-6 店頭展示中!
両サイドについているハンドルを回すことで、高さを調節します。多くのピアノ椅子が、塩ビレザー張りのところ、こちらはなんと本革張り!本革の特徴である柔らかな質感と、見た目にも高級感あふれるデザインが良いですよね。
重量約12kgなので抜群の安定感と、本革ならではの長時間座っていても疲れにくい座面がポイントです。
3つは店頭にて実物を見られます。実際の座り心地や弾き心地は、店頭にてお試しください!
いかがでしたでしょうか?
最初に付いてきたピアノ椅子をそのまま使っている方も、新しくピアノ椅子を購入したいと考えている方も、この機会にぜひ検討してみてください♪
また、ここでは紹介しきれなかった商品がまだまだあります。他の色が欲しい!置いたときの見た目にもこだわりたい!などのご希望がありましたら、当店スタッフまでお気軽にお問い合わせください!
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タグ: ピアノ, ヤマハ