Piano Cloudのリニューアルピアノ再生の流れについて
Piano Cloudのリニューアルピアノがどのように再生され、
店頭に並ぶのかをご紹介させていただきます。
弊社では簡単な調整・調律だけではなく、ピアノをご購入いただいた後、
長くお使いいただけるように「ピアノの再生」を行っております。
外装の見栄えだけではなく、内装は分解点検し、消耗及び痛んでいる部品の
交換やサビ取り、ツヤ磨きなどを行っております。
▼TOPICS
1. 分解点検
2. 内部・外部のクリーニング
3. 磨き(内・外装)
4. 交換
5. 鍵盤部分
6. 整調
7. 調律
8. 現在展示中のラインナップ
1.分解点検
ピアノは木材の他に金属・フェルト生地を多く使用しております。
そのようなパーツの消耗具合を確認するために、はじめにピアノを分解いたします。
2.内部・外部のクリーニング
ピアノの内部に溜まったホコリを除去。
ピアノの心臓部とよばれる響板も、出来る限り隅々まで綺麗にいたします。
ピアノの背面(裏側)も徹底して清掃を行います。
3.磨き(内・外装)
外装はバフ掛け行います。
ピアノの外装傷を修復した後、塗装の目を整える。
ペダルなど真鍮材を使用している箇所は、美しい輝きを取り戻すまで磨きます。
メーカーロゴ、蝶番なども同様です。
鍵盤下にあるフロント・バランスキーピンという箇所です。
こちらはピアノが設置してあるお部屋の環境によって錆が発生し、
この錆が原因で演奏に支障が生じることもありますので、1つ1つしっかり磨きあげます。
4.交換
ペダル周りのフェルト、こちらは交換する前です。
こちらはフェルト交換後です。
鍵盤下のフェルト、ペダル周りのフェルト、マフラーフェルト(消音)など、
へたれていたり、虫喰いがある箇所は交換いたします。
ピアノの弦は特殊な鋼線を使用されています。
演奏に支障が後々でると判断した弦は交換します。
交換の必要が無いと判断した弦もそのままではなく、
長年で付いた汚れ、錆を出来る限り綺麗にとります。
5.鍵盤部分
全ての鍵盤を磨き、美しく綺麗に仕上げます。
しかし鍵盤に欠けや、ひどい汚れがあった場合はその鍵盤を貼り替えます。
鍵盤も長年のご自宅環境により、乾燥して木が痩せたり、膨らみもします。
88鍵全ての見直しを行います。
6.整調
鍵盤の高さを定規・目視で厳しく確認します。
7.調律
弊社調律師、36名により懇切丁寧に調律をおこない、店頭に並びます。
8.Piano Cloud ECサイト(オンラインストア)
展示中のピアノ、ピアノアクセサリーを
ECサイト(オンラインストア)でご確認・ご購入いただけます。
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