【レポート】馬塲マサヨ先生セミナー「目からウロコのピアノ脱力法」第1回目

こんにちは！楽器センター金沢の織田です。

梅雨も明けて暑い日が続きますね･･･。

7/30も大変暑かったですが、この日は馬塲マサヨ先生セミナーを開催しました。

多くの指導者の先生方にご参加いただきました！みなさまありがとうございました！！

馬塲先生のセミナーの魅力

馬塲先生には2年前「目からウロコの指導法」のセミナーをしていただきましたが、

というのも、先生の著書の中に書かれたやり方をとりいれた指導者の方が

私に「これいいよ！」とすすめてくださったのがはじまりでした。

生徒数が増え、先生に活気が見える･･･そんな姿をお店に来て下さるたびに見て「すごい！」と思い、

これはほかの先生方にもご紹介したい！！とお呼びしました。

お話を実際にお聞きし、自分自身も大変感銘を受けました。

くわしくはこちらのレポートをどうぞ･･･。

【レポート】7/31馬塲マサヨ先生セミナー①

今回の内容について

馬塲先生は前々でぎっくり腰をくりかえしたり、洗面所で顔を洗うことさえ困難なほど体を痛めていたのですが、

いまの弾き方に行き着いてから体が楽になったそうです。

理由は練習不足ではなく、無駄な力が入っていたから。

体が楽なのに、音量は変わらないくらい出せるし、音の綺麗さは前より良くなっている･･･。

それをわかりやすくお教え下さいました。

レッスンの中で、

生徒さんの変な姿勢や腕の使い方が気になる･･･でもどう指導すればいいのかわからない。

ご自分の演奏で、

年を追うごとにどんどん弾けなくなっていく･･･

そんな悩みはお持ちじゃありませんか？

原因を突き詰めていけば、それは普段の生活が少なからず影響していて、体に負荷を掛けているのかもしれません。

お話は西洋人と日本人で日常からして腕の使い方が違う･･･というところからはじまり、

日本人は外から内へ力を入れる、西洋人は逆。

腕を浮かせるように使い、西洋人は重力に任せて使う･･･。

だからこそ、肩に力が入り、

その使い方の違いによって、使う筋肉も変わってくるというという内容。

肩から腕にかけてのお話をじっくりお聞きしました。

2回目は9月13日（金）です！2回目からのご参加でもOK！

2回目はかなり実践的に、手首の使い方や指の使い方などくわしくやっていきます。

ちょっと不安でしたら下のテキストをお読みいただければ大丈夫です。

本当に、先生が弾いて下さる曲の音の美しさで一目瞭然です。

そして、セミナーのなかで印象的だったのが、

レッスンで自分の生徒さんがどうやら音が出しにくそう、姿勢が悪いのが全く直らない･･･

それはなぜだろうと話を少しずつ聞いていくと、原因が分かってくるのだそうです。

ゲームをずっとしていてその姿勢が演奏にも出てしまっていたり、

親御さんがきつく言葉をかけてしまって体が萎縮してしまっていたり･･･

ピアノの先生は、何十年と生徒さんと親御さんとお付き合いをして行く特殊な職業なので、

そういう何気ない姿勢一つで日常がかいまみえ、第三者としてそれを見守る素敵な仕事だと思うようになった･･･とお話くださいました。

姿勢を直したり、一度身についてしまった弾き方を直すのは大変根気が要ることですが、

30～40分のレッスンでいろんなことが見える･･･まさに目からウロコな言葉でした。

ぜひ先生のお考えに触れていただきたいなと思います。

セミナーの詳細

【第１回】脱力とはどうすることか　※終了

●日 時：2019年7 月30日（火）10：30 ～ 12：30

脱力するためには、無駄な力の存在に気づくことが大切です。そのためには逆に、ピ
アノ演奏に必要な力は何なのかを明確にすることが必要です。力を抜けば腕の重力で
自然に打鍵できるのに、無駄な力を無意識に入れてしまうから、音は響かず腕は痛く
なる……、これは辛いですね。だからこそ、脱力が大切なのです。第１回は、肩の力
と上腕の力について取り上げ、無駄な力を抜きにくい理由と力の抜き方をお話しします。

【第２回】前腕の痛みを脱力で解消

●日 時：2019年9 月13日（金）10：30 ～ 12：30

「ピアノを弾くと腕が痛くなる」と悩む人の中で、最も多く訴えられるのが前腕の痛み
です。なぜ前腕に痛みが生じるのでしょうか。実は意外なことに、前腕の痛みの原因は、
間違った手首の向きと指の使い方にあるのです。そこで、筋肉の仕組みから前腕が痛
む原因を説明し、その上で、前腕が疲れず痛くならない、手首の向きと指の使い方に
ついて詳しくお話しいたします。

【使用テキスト】「目からウロコのピアノ脱力法」

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