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【レポート】7/31馬塲マサヨ先生セミナー②【オススメ楽譜】

2017/08/03 04:31:33

こんにちは、楽器センター金沢の織田です。

【レポート】7/31馬塲マサヨ先生セミナー①

力をこめすぎて長くなりましたので(笑)、馬塲マサヨ先生のレポートを2つにわけました。

前回は上記からクリックしてどうぞww

さて、続きです。

 

生徒さんの感性を育て、音楽を楽しめる曲を選びましょう!

先生は一ヶ月で仕上げるような難しい曲ではなくて、

一週間で仕上げられて、和声的に美しい曲を子供に与えてほしいとお話くださいました。

であれば、どんな曲想の音楽でも力強く乱暴に弾く、ということがなくなるから。

そして、連弾であればなおいっそうお子さんがどういう曲なのかを想像しやすくなります。

 

曲想とタイトルが合致した曲~トンプソンの楽譜たち

曲想とタイトルがちゃんとあっている曲を与え、またそれが和声的に美しい曲であることも大事とのこと。

その作品にどんな時代背景があって、その作曲家が生きた国はどんな文化があって・・・なんて子供には難しいですが、

「やきゅう」とか「ハイキング」とか先生でも簡単に説明できて、生徒さんも簡単に想像できるタイトルなら

どんな曲に弾いてほしいかがわかりやすいですよね。

それで出てきたのがトンプソンの楽譜。

  

 

そして「はじめてのギロック」や「ラーニング・トゥ・プレイ」もその意味でわかりやすく、美しい曲が多いですね。

 

 

 

先生の著書にも書かれていない?!新たなオススメ曲集

ずっと絶版だったので、テキストには書かれていませんが、

復活したとのことで、新たにご紹介くださったオススメ連弾曲集がこちらです!

ハインツ・シュンゲラー編:新しい子どものうたの本 ピアノ連弾のために 1・2巻

 

調性もそんな凝ったものではなく、楽しく弾ける曲集です。

連弾で、それぞれのパートが1ページずつですから、結構曲数があり、楽しく進んでいけるとのこと!

当店でも新たに入荷いたしましたのでぜひご来店の上チェックしてみてくださいね!

 

これらの楽譜たちは全部白黒ですが、中身が伴わなければ意味がない

上記でご紹介した楽譜は全部中身のページが白黒です(笑)。

ちょっと日本の子供たち向けではないイラストかもしれませんし、

白黒だと味気なく感じるお子さんもいらっしゃるやもしれません。

でも、弾く曲がその子供たちの興味をひくようなものでなければ、と馬塲先生はおっしゃいました。

「ラーニングトゥプレイ」は色を塗ってくださいって書いてあるんだそうですよ(笑)。

最初からカラーじゃなくても、その子供たちの想像力を育てるようなことをしたほうがいいのかもしれません。

 

生徒さんを教えるのは「池に小石を埋めていくような」細かい積み重ねが大事

たとえ、すすみが悪いからといって、曲を少なくしてしまうのではなく多くするというのが馬塲先生の手法です。

すすみがよいお子さんは池の底が浅いから一曲を一粒の石と捉えて投げ入れていくと

すぐに水面から石が顔を出します。

すすみが悪くなってきたお子さんは池の底が深い。だからこそたくさん小さい石を投げ入れていく。

そうするといつか水面に石が見えてくる日が来る。それまで忍耐強く待ってほしい。

でもどうせなら美しい、楽しい石をいれましょう!

音楽は情操教育に効果的といわれていますよね。

楽しく続けられるようにという馬場先生のレッスン手法からぜひいいポイントを多くとりいれてみてください!!

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