【第4回いしかわ国際ピアノコンクール課題曲】鶯あけの明星に 向井響作曲
こんにちは!楽器センター金沢の本多です。
第4回いしかわ国際ピアノコンクール課題曲委嘱作品『鶯あけの明星に』が音楽之友社より発売されましたので、ご紹介していきます!
鶯あけの明星に 向井響作曲 ¥2.800+税
内容紹介
桐朋学園大学在学中の2015年に日本音楽コンクール作曲部門で1位を獲得、海外の国際コンクールでも次々と入賞を果たしている若き俊英による作品。2017年8月に開催される第4回いしかわ国際ピアノコンクール課題曲として委嘱を受け、前年の12月に完成。曲名は金沢出身の文豪、泉鏡花の俳句「うつくしや鶯あけの明星に」から採られている。全3曲から成る組曲だが、各曲ともに一つの世界があり、それぞれに大きな起伏を描く。巧みに織り込まれた鶯の鳴き声、金星の光や朝焼けを表すかのような繊細な色彩、そしてフォルティシッシモで輝かしく終わるクライマックスなど曲想が明快で、聴いても弾いて楽しい。ピアニストにとっても演奏意欲をそそるはずだ。
向井 響
1993年静岡市生まれ。3歳よりピアノと作曲を学ぶ。桐朋学園大学在学中の2015年、第84回日本音楽コンクール作曲部門第1位。併せて岩谷(聴衆)賞、明治安田賞、三善賞を受賞。第33回ACL青年作曲賞(マニラ)の日本代表に選出され、第1位受賞(日本人としては21年ぶり)。第8回ユルゲンソン国際作曲コンクール(モスクワ)ディプロマ賞。第8回日本作曲家協議会作曲賞、上海国際電子音楽週間’15、ニューヨーク市電子音楽祭2016に入選。桐朋学園大学音楽学部作曲科卒業。明治安田生命クオリティオブライフ奨学生。2013-2016年成績優秀者による作曲科作品展に選出。第34回アジア作曲家連盟 Conference and Festival, Vietnam 2016 招待作曲家。ヤマハ音楽支援制度留学奨学生。桐朋学園大学研究科を経て、2016年渡蘭。現在、王立音楽院ソノロジー研究所(デン・ハーグ)において、リチャード・バレットに師事。これまでに作品は、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シンフォニエッタ、桐朋学園オーケストラ等によって演奏されている。
第4回いしかわ国際ピアノコンクール詳細はこちらから⇒石川県ピアノ協会
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