ROOTE 8 Saxophones “Anchert” 【2020楽器フェアONLINE】
writer:丸七夏樹〔Brasstek金沢 Service Engineer〕
吹いて音楽を演奏する「管楽器」の中でも一際目を引くのがサックスです。
サックスはむずかしい?
いえいえ、そんなことはありません。
サックスは管楽器の中でも一番音を出しやすいと言われていて70代の未経験のおじいちゃまが始められるとこもよくあります。
ギターなどは身近でファッショナブル、「楽しそう」という親近的イメージがありますが、サックスは「見た目からしてなんだか敷居が高い」と嫌煙されることもしばしば。
ですがサックス奏者ユッコ・ミラー氏や矢野沙織氏、武田真治氏などのメディア露出が増えたことやお洒落なデザインのサックスの販売が増えてきたこともあって以前の様な敷居の高さは過去のものになりつつあります。
それに加え、コロナ渦の中で音楽好きな方はYOUTUBEなどで様々なジャンルの音楽に接する機会のが増えたのではないかと思います。
また視聴者だけでなく演奏や動画を公開する方についても同じでお客さん(視聴者)に演奏観てもらう機会が増えたこともあって大きなホールなのでの演奏会は減っていてもリモート、ローカル問わず小さな演奏機会は増えていると思います。
中には「SAX始めてみた」などのサックスに挑戦するYOUTUBERの方も出現してきていることにより「私もできるかも」「やってみたい!」と思う方も多くいらっしゃる様で、その影響もあってか「サックスをやってみたい」とお問い合わせをいただくことも多くなってきました。
特に女性のSAX人気が急上昇、「実はやってみたかった」「子育てが落ち着いたから趣味を持ちたい」「サックスでジブリ吹きたい」
普段楽器店で働いているとそんな声をよく聞きます。
今回は「 私とサックス 」をテーマとしていろいろなサックスガールさんから聞いた生の声をお話をしていければなあと思います。
SAXOPHONE:ROOTE 8 Anchert “BURST” Alto & Anchert”AUTHENTIC” Soprano
「なんで数ある楽器の中からサックスを選んだのですか?」という問いをサックスガールたちにぶつけたところ皆、口を揃えていうのは「他の楽器よりもかっこいいから!」という意見でした。
東京スカパラダイスオーケストラがTVコマーシャルで演奏していたり
中には「他の楽器にはないセクシーさがある」という意見も。
それもそのはず、実はサックスはその豊かな保有倍音の影響もあって人間の声に一番近い管楽器と言われています。
それに加えフェイク(カラオケで歌を歌うときの「シャクリ」の様なもの)が他のどの管楽器のよりも自然にできます。
そのため他の楽器ではなかなか出せない「The セクシー感」を強く出すことができます。
サックスの見た目は実に様々。
一般的なサックスは金色のイメージかと思いますがあれは素材の真鍮をピカピカに磨き上げその上から透明のラッカー塗料でコーテョングしてあるものがほとんどです。
実は、この見た目(表面の仕上げ)がサックスのサウンドに大きく影響を与えます。
この写真の楽器、Anchert/AUTHENTIC(オーセンティック) & BURST(バースト)はサックスの中では珍しい白(銀)&黒のサテン(さらさらとした手触り)調の仕上げとなっております。
白の方のAUTHENTICはエレガントでありながらもレトロな雰囲気があっておしゃれです。
別でアルトサックスとテナーサックスのモデルもございます。
黒い方のBURST「銃器の様に見えてかっこいい」というかたもいれば「まっくろくろすけみたいで可愛い」という意見も。
こちら黒についても別でソプラノサックスとテナーサックスがございます。
白は心地よいハスキーさと軽すぎず重すぎない軽やかでメリハリのついたサウンドが特徴的でAnchertシリーズのフラッグシップのスタイルです。
黒というイメージからかガッツリとした音が出そうですが、実はそんなイメージから相反して非常に柔らかいスモーキーでハスキーな音がするのです。
逆に一般的な金色に見えるラッカーで仕上げているサックスははっきりとしていてつるんとした音になるのでセクシー感は控えめ、どちらかというと薄味でお上品な感じです。
「この楽器はOOに向いててXXには不向き」なんてことは使う方の判断によって変わりますがやはりセクシーな曲にはセクシーな音の楽器で吹きたいですよね
これらの楽器の音の違いでどの楽器がどんな音楽ジャンルにマッチするか選択します。
これからサックスを始めたいサックスガールたちに「どんな感じの曲とか吹きたいんですか?」と、
参考までに質問することがあります。
「たぶん今時のPOPSとか吹きたいのかな」と思いながら答えを待っていると、
「Barとかで流れてる渋いJAZZとかいつか吹ける様になりたいんです」という答えが返っていくること意外と多いんです。笑
渋いジャズやボサノバ、シャンソンや演歌などの歌ものなんかはAnchert BURSTみたいなサテン仕上げの楽器がぴったりです。
ちなみに今回の写真に写っている楽器は私たちBrasstekのプライベートブランド、ROOTE 8のサックスシリーズ、Anchert(アンシェルト)のフラッグシップモデル”AUTHENTIC”(オーセンティック)と2020年の限定モデル”BURST”(バースト)です。
本当に真っ黒なサックスを作ってみたい。。
そんな考えからこの世に生まれたモデルになります。
非常にスモーキー&ハスキーなサウンドがやみつきになるモデルです。
▼AUTHENTIC & BURSTの在庫についてはこちらから。
実際に楽器屋さんにやってきて初めて生のサックスの音に出会う方も少なくありません。
「サックスって思ったより音が大きいんですね。。」「おうちで吹けるのかな」と二の足を踏む方もいらっしゃいますが、、、
練習場所は探してみると案外たくさんあります。
サックスガールたちに普段どこで練習してるのか聞いてみたところ、
______________________________練習場所の回答
・バンド練習スタジオ
・カラオケボックス
・音楽教室の部屋
・公園
・車の中
・職場
などなどの答えが返ってきました。
バンド向けの練習スタジオは1人利用の場合は個人練習料金で利用できる場合があるのでカラオケボックスよりお得に練習できることもある様です。
今からの時期は寒くなってきますが晴れた日に公園で時間に縛られずのんびりと吹くのも気持ちよさそうですね。
予想外に多かったのが「車の中」という答え。
最近の車は中が広いのでアルトサックスまでだったら車の中でも十分練習できます(なんなら私もしていました笑)
音楽を開けてそれに合わせて吹くこともできるので案外便利だったりします。
一番皆さんが心配しているところはやはり「お値段」
そりゃ高い楽器はいいに決まっています。
と思いきやある程度のお値段からは最早「好みの世界」に入ってきます。
しかし右も左も分からない状態でいきなり40,50万円の楽器にはなかなか手が出ないですよね。
サックスの金額はジャンル、ランクごとにわかりやすくに分かれています。
_____________金額ごとの所感
・3~6万円=楽器として成立していないものもあるのでお勧めしません。壊れても修理できない場合もあります。
・7~20万円=初心者向けの楽器としてポピュラー。ただ音に深みがないので1、2年で買い替えたくなることが多い。
・25~40万円=個性的な楽器が増えてきます。クラシック音楽のジャンルでは中級者モデルとしての扱いだがJAZZ、POPS、歌謡曲のジャンルでは十分使えるモデルが多い。
・45~65万円=一流ブランドの一流品。クラシックモデル、ノンジャンルモデルが多い。万人受けしそうなサウンド、ルックスのモデルがほとんど。
・70万円~=一流ブランドの一流品に特別なオプションを施したモデルがほとんど。上品な音で上品なルックスのブルジョワジーなサックスが多いです。
当店でのお支払い〔WEBSHOP含む〕は銀行振り込みやクレジットカードはもちろん、無金利でのショッピングローン<信販会社ジャックス>もご用意しております。
24回未満の分割払いであれば、
250,000円の商品であれば月々10,400円ほど。
350,000円の商品であれば月々14,500円ほど。
でご購入できます。
金利がかかってもOK!というお客様は最大72回まで分割することも可能です。
ショッピングローンの申し込みはお客様のスマートフォンやパソコンで遠隔お申し込みできますのでご利用の際は当店のWEBSHOPの決済時にお支払い方法で「ショッピングローン」をご選択ください。
どうですか?
サックス、初めてみたくなりませんでしたか?
是非私たちのAnchertでサックスを始めてみてください◎
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