寒くなったらご注意を!!!【2018MusiXmas】
こんにちは、脇坂です。
寒くなってくると、コンビニや自動販売機などで温かい飲み物を買っちゃいますよね?
みなさんはローソンの新商品GODIVAホットチョコレート!! もう飲みましたか?
まだの方、すっごく美味しかったのでぜひ試してみてください!!
今日は、寒くなってきたこの時期によくあるクラリネットやオーボエのトラブルについてです。
寒くなってくるとよくある修理が楽器の『割れ』です!!
授業が終わって、早く練習がしたい!すぐ合奏がある!!
しかし冬場の楽器はキンキンに冷えていて音程も低い...
「急いで楽器を暖めないと!!」そう思って
暖かい息をたくさん吹き込んで楽器を暖めていませんか?
そんなことをしていると、あなたの楽器も割れちゃうかも!!
木製の楽器が割れる原因として急激な温度差が関係します。
(★寒かったり乾燥していると木は収縮します☆暑かったり湿度が高いと木は膨張します。)
演奏前の楽器は、かなり冷えています。
ところが人間の吹く息は体温と同じ温度、つまり36度~37度前後あるため、楽器に息を吹き込むと、
管の中が温められ、一気に温度が上昇します。
そこで木は外へ膨らもうとしますが、外側は低温によって収縮しているため、
この温度差に耐えられなくなって、ヒビが入ってしまうことがあるのです。
じゃあ、どうしたらいいの?ってなりますよね。
まず楽器を使う前にケースから出し、楽器をコートの中へ入れたり、
クロスで包んで体にくっつけたりして温めてあげましょう。
必ず、楽器全体が室温に慣れるのを待ち、それから演奏するようにしましょう。
楽器が割れる原因は他にも。。。
冬だけでなく、梅雨などの季節の変わり目や。
日ごろのお手入れが不足でなかに汚れがたまっていたり。
大きな衝撃を与えたなどいろいろあります!
割れてしまった楽器は、虫歯と同じで直さないでほっておくと悪化していく一方です。
お店で修理のお預かりをする際は楽器に割れがないかもチェックしているので、
こまめに点検・調整など持って来てくださいね♥
割れについての過去のブログはこちら↓↓↓
タグ: クラリネット, 管楽器修理