特許のフルート。
こんにちは、最近TSUTAYAに通いすぎている丸七です。
ちょっとカッコつけてフランス映画に手を出してみたのですがなかなか面白かったです◎
ハリウッド映画みたいなバン!バンバーーン!ドッカーーーーン!的なのは少ないですがストーリーや流れなどの世界観がツボにはまりました。
有名で見やすくておもしろいのは「アメリ」ですかね、良かったら見てみてください。
さて、只今絶賛開催中のMIYAZAWA FLUTEフェアですが、
みなさん、MIYAZAWAフルートってまずご存知ですかね。
日本が世界に誇るフルート・ピッコロの専門メーカーの一つです。
サウンドは妖艶な感じ、女優さんでいうと新垣結衣ではなく真木よう子な感じ。
はい、よくわからないですよねごめんなさい。笑
他社メーカーと比較すると
アルタスより落ち着いていてムラマツほどずっしりしてなくて、そしてヤマハよりもキャラクターがしっかりしている。。。
そんな笛です(笑)
そんなMIYAZAWAには他にはない特徴があります。
今日のブログのタイトルにもある『特許』のMIYAZAWA独自のシステム、「The Brogger System」を採用しています。
現在生産されている多くのフルートのキイには楽器の機構上「ノックピン」という金属のピンが打ち込まれています。
このピンはテーパーの着いたV字型になっており、このピンの刺された可塑性のない金属は行き場を失い、特にピンの太い部分はピンの周囲に追いやられます。
そうして追いやられた金属は「たわみ」を生みます。
「このノックピンが本来のスムーズな動作を邪魔してしまっている、楽器の金属も痛めている」と多方面から声が上がったりしています。
それを改善したのが「The Brogger System」です。
ブローガーシステムの原理はデンマークの天才フルート製作者、ブローガーさんによって考案されました。
ブローガーシステムはノックピンを使用しない新しい機構で先程上げたノックピン問題を解決しているのです。
また「The Brogger System」に加えて「Special Brogger System」っていうのもあります。
これは左手親指で操作するBキイとブリチアルディレバーをより「押しやすくかつスムーズ」にした機構です。
通常は板バネがBキイの裏面についていて、そのバネが管体に接して蹴り上げキイが開く仕組みになっています。
が、これはキイを動かす度に管体と接する板バネが管体の金属にストレスを与えを摩耗させているのです。
そこでこの問題を解決したのが「Special Brogger System」です。
いままでのフルートの常識とかしがらみを覆したMIYAZAWA FLUTEです。
これらの「The Brogger System」を日本で採用できるのはMIYAZAWAのみです。
これでみなさんもMIYAZAWAフルートに詳しくなりましたね!
どうでしょうか?
吹いてみたくなりましたか?
もしかしたらその辺の楽器屋さんより詳しくなったかもしれませんよ(笑)
MIYAZAWAフェアは今月17日までやっております。
フェア中は吹き比べも出来ますのでぜひ実際に吹いてみてください◎
今日のぶろぐスタッフ