【初心者のクラリネット編】スタッフ浅井のおすすめ楽器の選び方(ビュッフェ・クランポン 、セルマー、ヤマハなど)6.3更新
こんにちは!
ブラステック白山スタッフの浅井です。
こちらのブログではスタッフ浅井がオススメする楽器を、初めての方でもわかりやすくご説明!!
初めての楽器を持ちたいと思っている方はぜひ、ご覧ください。
▼ブログのオススメポイント▼
・ 第二弾は初心者〜中級者のクラリネット吹きにオススメ
・ クラリネットの購入検討者にオススメ
・ メーカーの違いを知りたい方にオススメ
・ 初心者の楽器選びサポート!
目次
スタッフ浅井オススメの楽器(初心者編)
1. コストを抑えたい初めてさんに
2. 学生にぜひとも、持ってもらいたいモデル
- YAMAHA ヤマハ YCL-650
- YAMAHA ヤマハ YCL-CX
- YAMAHA ヤマハ YCL-SE
- YAMAHA ヤマハ YCL-CSV
- YAMAHA ヤマハ YCL-SEV
- BUFFET CRAMPONビュッフェ・クランポンE11
- BUFFET CRAMPON ビュッフェ・クランポン E12F
- BUFFET CRAMPON ビュッフェ・クランポンE13
- BUFFET CRAMPON ビュッフェ・クランポン GALA
- BUFFET CRAMPON ビュッフェ・クランポン R13
- BUFFET CRAMPON ビュッフェ・クランポン RC
- SELMER セルマー Prologue
4.合わせて読みたいブログ
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クラリネット初心者におすすめ楽器選びのコツ4選
① メーカーの違いを聞く。
クラリネットの主要メーカーは3種類ですが、全てが同じ個性ではありません。
まろやかな音色のもの、しっかりと響くものなど同じメーカーの中でも様々な性格のクラリネットがあります。
明るい性格の子、少しダークな子、優しい子…
初めての一本だからこそ自分にぴったりの一本見つけられるようサポートさせていただきます♪
② クラリネットを大きな音で吹いてみる。
初心者であるからこそ、自分が一番鳴らしやすい音を ff(フォルティッシモ)でしっかりと鳴らして見てください。
楽器にしっかりと息を吹き込めば、初心者の方でもメーカーによって同じ音の吹奏感や聞こえるサウンド、鳴らすために必要な息圧といった違いを理解することができます。
速いパッセージを鳴らすことができなくても、自分自身が鳴らし切れる楽器を見つけることができるので、楽器選びの幅も広がるように感じます。
※試奏の際、お部屋の貸し出しも可能です。
③ 担当スタッフ吹いてもらおう。
上記でも説明したようにメーカーそれぞれに個性があり、奏でられるサウンドに違いがあります。
専門スタッフが吹く楽器の音を聞くだけでも、メーカーの違いを理解でき、その楽器の吹き心地を客観的に教えてもらうこともできます。
自分の好きな音色も見つけやすくなります。
④ いま持っている楽器との違いがわからない場合。
いま持っている楽器から、ランクアップを検討している方が、展示品より今の楽器の方が鳴らしやすいと思うのは当然のことです。
新車に変えた際、アクセル踏み心地とブレーキの感覚がわかりづらいのと同じように、新しい楽器にもクセや特徴が存在します。
いまある楽器と同じように演奏しても思ったように鳴らない、そんな時こそたくさんの息を楽器に入れて、1音1音ゆっくりと楽器を鳴らすことをオススメします。
スタッフ浅井のオススメクラリネット(はじめてさん編)
コストを抑えたい初めてさんに
YAMAHA ヤマハ YCL-255
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
通常のクラリネットはグラナディラという木材で作られておりますが、こちらのモデルはABS樹脂というプラスチック素材で作られております。そのため外での演奏はもちろん、初心者だから取り扱いが心配という方、小学生の方でも安心してお使いいただけます。
少ない息でも大きな音が出しやすい反面、音の厚みが欲しいや柔らかいグラナディラのような音色が出したいと思った時に少し物足りなさを感じてしまいます。1年目以降はグラナディラが使用されているYCL-450以上にランクアップするがオススメです。
YAMAHA ヤマハ YCL-450
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
こちらはグラナディラが使用されているヤマハクラリネットの中でも一番お求めやすい価格のモデルです。
程よい吹きごたえやグラナディラ特有の暖かみのある音色を得ることができます。
どの音域もスムーズに演奏ができ、初心者の方にとっては”音を出す”というところにストレスがかからないので指使いだったり音をしっかり聞いて練習というところに集中させてくれます。
趣味の方やクラリネット1〜2年目の方にオススメで3年目以降は上位機種にアップグレードしたいものです。
Backun バックーン Alpha(アルファ)
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
こちらは合成素材が使用されているモデルになります。
楽器が軽量で手の負担がかかりにい・外での演奏もOK・合成素材を感じさせない程よい抵抗感とまろやかな音色が魅力のモデルとなります。
サムレストも大きめで右手親指の負担が少なく安定して持つことができます。
価格もヤマハより抑えられているのでコストパフォーマンス面でも優れています。
ビュッフェクランポンのE11のご購入が難しいという方にもおすすめです。(クラリネット講師のお墨付きです♪)
こちらも趣味や1年目の方にはオススメですが、上達のためにも早めにグラナディラ製のクラリネットにアップグレードしたいものです。
スタッフ浅井のオススメクラリネット(初心者〜中級者編)
学生にぜひとも、持ってもらいたいモデル
YAMAHA ヤマハ YCL-650
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
YCL-650は吹奏楽部の備品として、入っている学校も多いのではないでしょうか。
程よい抵抗感と音色の作りやすさ・表現のしやすさは上位機種に近いものを感じます。
価格も抑えられながらも物足りなさを感じることが少ない初心者の方から長く愛用できる一本です。
最初にYCL-650を選ぶことで後々上位機種へのアップグレードにもスムーズに対応できると思います。
YAMAHA ヤマハ YCL-CX
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
ヤマハの2つのシリーズの中のCSシリーズを基本に柔らかくも輪郭のある音色が感じられるモデルです。
スムーズでストレスのない吹きごこちはなお演奏するのを楽しくさせてくれます。
音程も取りやすく、周りの音色にも溶け込みやすいので吹奏楽でのご使用にもおすすめです。
価格は30万円台と他のメーカーと比べると価格の相場的には中間的な位置になります。
価格は抑えつつもそれなりのパフォーマンス力を求める方にオススメです。
YAMAHA ヤマハ YCL-SE
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
ヤマハの2つのシリーズ中のSEシリーズになります。
奏者の息の入り方に着目したモデルでコンパクトな吹きごこちとソロでもしっかりと響く音色が特徴です。
周りの音色と溶け込む抜群の柔軟性は吹奏楽で好まれるのもうなずけます。
よりまろやかでスマートな音色が出したいという方におすすめです。
YAMAHA ヤマハ YCL-CSV
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
スタッフ浅井の個人的に好きなCSシリーズ。
自然体で演奏でき、低音や高音域がのびのびと演奏できるところが魅力です。
比較的明るめの音色かつ深みがあるので表現の幅も広がります。
自由な演奏がしたい方やよりリラックスした演奏を好む方におすすめです。
YAMAHA ヤマハ YCL-SEV
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
SEに比べると少し吹きごたえは増しますが、息のキャパが大きくなり表現の幅が広がります。
ffで吹き込んだとしてもコントロール性を失うことなく表現できるところも魅力です。
特に音の立ち上がりがよく、早いパッセージも音ムラなく気持ちよく演奏できると思います。
よりまとまった音色が欲しい方におすすめ
BUFFET CRAMPON ビュッフェ・クランポン E11
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
クラリネットの老舗フランスメーカーでスタッフ浅井も愛用しているメーカーです。
全音域でスムーズに発音することができ、これからクラリネットを学ばれる方にとって正しい奏法を身につけやすい一本となります。
エントリーモデルでありながらもビュッフェ・クランポン らしい温かい音色を得ることができます。
クラリネット1年目〜2年目の方におすすめです。
BUFFET CRAMPON ビュッフェ・クランポン E12F
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
スタッフ浅井はTosca(トスカ)を使用していますがこの機種を吹いた時、物足りなさがなく息がどんどん入るのがとても楽しくなったモデルです。
歌が音になるように小さな音から大きな音まで自在に操ることができます。
音色は上位機種を感じさせるかぎりなくまろやかな音色。
他メーカーと比べても20万円台とコストパフォーマンスが高く、はじめてさんから中級者の方まで長く愛用できること間違いなしの一本です。
BUFFET CRAMPON ビュッフェ・クランポン E13
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
E12Fと比べるとよりプロ向けモデルに近づいた音色や抵抗感があります。
より表現の引き出しが増え、抵抗感があるからこその音色の作りやすさを感じます。
初めての一本には十分すぎるくらいのポテンシャルの高さがあるからこそ学生から大人になってもしっかりとお使いいただけます。
30万円台と少し価格は上がりますが、それ以上の音色の質の良さや上位機種に匹敵するなりの良さも感じる自信をもっておすすめしたい一本です。
BUFFET CRAMPON ビュッフェ・クランポン GALA
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
この後紹介させていただくR13やRCとは違った内径を持つクラリネットです。
プロフェッショナルモデルでありながらもコストを抑えてお求めやすいモデルとなっています。
素直な吹きごこちと豊かで温かみのある音色が魅力です。
エントリーモデルと比べると抵抗感や息のキャパが増えるので3年目〜のアンブシュアがしっかりと身についている方にオススメです。
BUFFET CRAMPON ビュッフェ・クランポン R13
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
ビュッフェ・クランポンのクラリネットの中でも歴史が長く世界中の奏者が愛用する王道モデル①です。
スタッフ浅井が愛用するToscaと同じ内径の系統であり、しっかりとした響きと羽のようなやわらかさを感じる音色が魅力です。
ホールの隅までしっかりと響く力強さと周りと溶け込む柔軟さ、アンサンブルやソロどちらでも引き立つR13は吹奏楽でも大人気の機種となっています。
E12Fと比べるとやはり抵抗感は増えるのでこちらもアンブシュアが身についている方(3年目〜)におすすめです。
この一本を持っていれば間違いないと自信をもって言えるモデルです。
BUFFET CRAMPON ビュッフェ・クランポン RC
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
こちらも世界中のクラリネット奏者が愛用する王道モデル②になります。
R13と比べるとより音の輪郭が感じられ吹きごこちもコンパクトでまろやかなものです。
音色にも存在感がありホールの中でもよく通る音色です。
コロコロと粒立ちの良さも光りますし、アンサンブルで合わせるとより厚みのある響きになると思います。
R13と並んで王道モデルにはなりますが、品のある音色や柔軟さを感じる音色が好きな方におすすめです。
こちらもアンブシュアが身についている方におすすめしたい一本です。
SELMER セルマー Prologue
抵抗感
発音の良さ
コントロール性
価格
総合評価
スタッフ的オススメポイント
一番は音色の丸さがお気に入りポイントです☆
柔軟さがあり、コロンとしたまろやかな音色は虜になる人は多いのではないでしょうか?
ヤマハやビュッフェ・クランポンにも個性があると言えますが、その中でもセルマーが特に個性の強さが音色や吹きごこちに現れているなと感じました。
R13の息の入る形がワイドだとするとRCやSEシリーズ、プロローグはコンパクトな方かもしれません。
価格も30万円台と少し抑えられた価格となっております。
なによりベルリングが全6色もあり気分によって付け替えることができるのでテンションも上がりますよね♪
こちらははじめてさんにもおすすめのモデルとなっております。E13同様すこし価格は張りますがセルマーらしい音色や程よい吹きごたえで上達をサポートしてくれること間違いなしです!
スタッフセッティングの紹介
スタッフのMY楽器:ビュッフェ・クランポン Tosca
マウスピース:バンドーレン 5RV Lyer
リガチャー:シルバースタイン エストロGP
リード:バンドーレンV12 3番/マダム・ギース 3番
学生時代は3半を使っていましたが大人になってもっとリラックスして演奏したいと3番へ切り替えました😊
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