レ・フレール 斎藤守也氏 公開講座 富山の先生を魅了!
こんにちは、
ピアノクラウド富山の吉田です。
今日は、9月28日に開催された、
©ヒダキトモコ
~疲れずに弾き続ける~ 『左手の脱力奏法』
の様子を皆様にご紹介いたします。
会場はいつものMPC楽器センター富山の2F
定員50名で募集しましたところ、46名の方からお申込み。
中には福井県からお見えになられた方も。
たくさんの受講ありがとうございます。
さて、講義は斎藤守也氏とピアノの馴れ初めから始まります。
勉強が苦手で、絵をかいたり、工作したりすることが好き。
そのうち、ピアノで自由に遊び始め、自分で曲を作ってみたり。
12歳から近所のピアノ教室で習い始めるけど、
教則本に沿ってのレッスンが苦手。
中学卒業後はピアノや作曲の勉強をしたかったけど、
その時の技術で進学できる音楽高校が日本では見当たらない・・・。
たまたま、ベルギーに語学留学されていたお姉さんに
15歳の初心者を受け入れてくれる音楽学校がないだろうか、
とご両親が相談されたところ、ルクセンブルクにそんな学校があって、
留学を決められたとのこと。
そのルクセンブルクの先生というのが17歳からピアノを始めたという経歴で
「15歳? まだピアノ始めるの早いな」 と言われたとか。
はい、このエピソードをご紹介したくて、長々と書いてしまいました・・・。
ちなみに、斎藤守也氏の子ども時代や留学時代の様子は
音楽之友社のインタビュー記事にも掲載されています。
子どもの育て方に定番や絶対はありませんが、
凄く納得させられることが・・・。
25年前にこれを読めば、ウチの子供たちの現在が
もう少し明るいものになっていたかも・・・?
斎藤守也(レ・フレール)
「自分が丸ごと受け入れられる環境から自分の音が生まれた」 (音楽之友社)
レクチャーと同じくらい、ちょっとはソロで演奏してほしいですよね。
実現するかどうか?
と書いていたのですが・・・
今回、、、ソロで弾いていただけました!!
先のルクセンブルクに留学するまでの自己紹介のあと、
「ご挨拶代わりに演奏をしたいと思います」
の声に会場から大きな拍手!
それも今回のテキストに掲載されている13曲、そのすべてをメドレーで!
事前の打ち合わせでピアノの屋根は半開です。
全開にするとボリュームオーバーになる可能性が・・・。
後半には手拍子も!
いよいよ本題に入ります。
今日のテキストは
『左手のための伴奏形エチュード』 音楽之友社
テキストの冒頭には
「このエチュードができるまで」として
4ページが使われています。
小さなタイトルをいくつか抜粋しますと
・音楽教育に関わりたい
・繰り返し弾きで続ける難しさ
・低音の気持ち良さ
・今も守っている師匠の教え
等々
斎藤守也氏の
このテキストを通じて伝えたいことが
具体的に整理されていますので、
ゆっくり、しっかり、目を通しましょう。
今回の講座では ⇧ キーワードがホワイトボードに。
演奏も交えながら
講義の切り口も
いわゆるクラシック出身のピアニストとは違っていて
とても興味深いものが。
また、モニターを使って手の形や、その動き方を
わかりやすく解説。
最後は演奏で締めくくり。
⇩ これはアンコール!
再び
そして
⇩ Finish! & Ovation ⇩
2020年以降、
コロナのため、内向的な雰囲気が続いていましたが
この日の講座には活気があり、
先生方の元気を感じることができました。
はい、私たちの仕事が勢いよく循環するためには
先ず先生方に、
明るく元気でいてもらわなくてはなりません。
結果、ピアノを習っている生徒さんたちが
楽しく、上手に、長く続く。
これからも、新しい一歩や、前のめりにつながる企画を考えていきますので
どうぞ、積極的にご活用くださいね。
講座の二日後、受講された方の本音をそれとなくリサーチしました。
「カッコいい!”」
最後にこの日、受講された皆様のアンケートから
感想を抜粋していくつか。
ここで業務連絡です。
リアルタイムの斎藤守也氏がわかるInstagram
斎藤守也氏がプロデュースを手がけるバリアフリーコンサート
小さき花の音楽会 – Little Life Concert –
レ・フレール
『左手のための伴奏形エチュード』が掲載されていた
こぼれ話①
この日は富山地方鉄道 東新庄駅で9:37に待ち合わせ。
社有車でお迎えに上がったところ、電車到着前なのに先生が!
お話を伺うと、無人駅と聞いて興味が湧き
1本早く到着されたとのこと。
東新庄駅の様子が先生のInstagramで紹介されています。
こぼれ話②
助手席に乗車されてすぐ、先生が
「はじめまして・・・じゃないんですよね?」
「・・・もしかしてblog読んで下さいました?」
8/3のblogに目を通してくださってました。
恐れ入ります。
店までほんの3分ほどなのですが、
16年前で繋がることができました。
こぼれ話③
この日の昼食は先生と一緒に海鮮丼。
お話を伺うと、コンサートや講座の前夜や朝に
このような生食を召し上がることはないそうです。
体調が悪くなると大変なことになるから。
講座が終わったあと、ということで、
この日の昼食はセーフ。
毎日の練習、体調管理が仕事に直結する・・・
ピアニストは最高にストイックでなければ・・・。
脱帽です。
番外編
毎回、講座の撮影は気を遣うのですが、
今回は特にたくさん写真を撮りました。
カウントするとその数275枚。
正直申し上げて、写真は得意ではないので、
先生のファンの皆さんからのお叱りが来ないか
心配です。
もし納得できない画像があっても、何卒、ご容赦を。
残念なのは、インフルエンザやコロナがまた流行り出して
素敵なお顔を紹介できなかったこと。
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