奥井紫麻･中瀬智哉ピアノリサイタル 5/7入善コスモホール
こんにちは、ピアノクラウド富山の吉田です。
今日は、
5月7日に開催された、
奥井紫麻･中瀬智哉ピアノリサイタルの様子を
少しだけですがご紹介いたします。
会場は入善コスモホール
ご存知の方も多いと思いますが、
優れた音響のホールとして知られ、
国内のみならず、海外の著名な音楽家が
CDの録音場所としてこのホールを使っておられます。
エントランスに入ると、
おお、立派な花が。
チケットの半券に名前と電話番号を記入して、
受付を通過、
プログラムをいただきます。
階段を上がって2階からホールに入ると、
感染予防のため、3席に1席くらいの割合で、
座席に使用制限がかかっていました。
何日か前までは、ホームページに
「残り僅か」となっていたのですが、
どうやら、満席になったようで、
最後列の後ろに補助椅子が。
着席してプログラムを開くと、
中に、10月のリサイタルのチラシが。
このリサイタルは
その時、
～初めての（？ たぶん、おそらく･･･）ソロ リサイタル～
と記述したのですが、間違ってなくてよかったです。
さあ、リサイタルが始まります。
照明が時を告げ、
中瀬智哉さんが拍手の中、舞台下手から登場。
以前から何となく思っていたのですが、
重心が丹田から下に落ちて、しっかり地に足がついている歩き方。
着席して、上着のボタンを外すところまで、動きに無駄がなく、
私たちをスムーズに聴く姿勢にしてくれます。
当日の演奏は・・・
もちろん、演奏の画像は撮らなかったのですが、
代わりに、
共催の北日本新聞社さんの記事より
北日本新聞 令和4年5月8日付
そして、
同じく共催のチューリップテレビさんのTwitterより
予定のプログラムが終了しても拍手がが鳴りやまず、
ショパンのノクターン 嬰ハ短調（遺作）
でアンコールに応えます。
この日の中瀬さんの演奏で気がついたのは、
このレベルなら当たり前なのかもしれませんが、
見事に肩が上っていない。
ほ ～ ～ ～ 。
中瀬さんの演奏が終わって、15分の休憩。
ステージに、、、
うん？
今日の調律は今村さん。
続いて、奥井紫麻さんの演奏。
こちらも、画像はないのですが。
まあ、堂々とした演奏。
中瀬さんもそうですが、
自分の17歳の時と比べて（比べる対象が間違っていますが）、
なんと密度の高い時間を生きてこられたのかと、
尊敬せずにはいられません。
そうそう、中瀬さん、
たしか、2019年だったような。
東京のコンクールでお会いしたとき、
演奏順が1番で朝10時30分のスタート。
全国決勝大会のプログラム（約30分）を演奏するには、
直前に9時間のおさらいをしたいということで、
前日は日中から就寝、
22時30分から都内のスタジオで夜通し練習して、
そのステージのためのピークを作られたとのこと。
もしかしたら、今回も前日に富山入りして、
明け方から調整しておられたのでしょうか・・・・？
リサイタルが終わったら、ちゃんと、休んでくださいね。
会場にはわかっただけでも何人か存じ上げている方々が。
簡単にご挨拶を申し上げ、出口に向かうと、
受付には、来た時よりもたくさんの花束が。
もしかしたら出口で、
久しぶりに中瀬さんの声を聞けるかなとも思っていたのですが、
どうやら、舞台裏の方で忙しかったようで。
でも、それはそれで何よりの事。
いつか、機会がありましたら、ということで。
次の富山県内での演奏会は、
10月22日 富山県高岡文化ホール。
あたりまえですが、ソロリサイタルなので
その仕込みも大変そう。
とにかく、故障だけは気をつけてください。
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