ミヤザワの「coSmo(コスモ)」シリーズの魅力
※この記事は2021/3/13に更新しました。
こんにちは。川上です!
ミヤザワから発売された今までに無かったフルートをご紹介します。(ちょっと長いです…。)
ミヤザワフルート
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ミヤザワフルートは長野県飯島町に工場をもつ日本のフルートメーカー。
1969年、宮澤正さんが楽器作りを始められたのが始まりです。
それまで宮澤さんは日本管楽器株式会社(現ヤマハ)で営業部修理サービス課で
修理品の対応や、ほぼ毎日製造現場に行き担当者と打ち合わせをしたり、見たりしていたそうです。
「宮澤さんはどうしてフルートを作るようになったんですか?」
以外にも、フルートが一番簡単そうだったから、との事!
しかし実際に作り始めてみると、リードやマウスピースを使わず、自分で音を作る楽器に
どうしたらよい音を出せるのかと試行錯誤されました。
その試行錯誤が今のミヤザワフルートの「独自のシステム」開発につながります。
ミヤザワフルートは安定した品質についてとても高いこだわりを感じます。
全てのモデルが純国産で、機械と人の良いところを活かした製造方法を取り入れ
機械の得意なことは機械に任せ、その分人が作りこむ作業を丁寧に行っておられます。
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そんなミヤザワフルートが50周年に「新しい工法」を取り入れた、
フルート界にありそうでなかった、新しいフルートを生み出しました。
coSmoシリーズ
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ミヤザワと言えば、明るく軽快な音色と吹奏感。
このcoSmo(コスモ)シリーズは究極のハイ・クオリティ&ハイ・コストパフォーマンス。
ソルダードトーンホールが生み出す、伸びのある深い音色、
レスポンスの速さ、 奏者の感性に反応するフレキシブルな表現力を実現。
高級機種のみ採用のイメージが強いソルダードトーンホールですが、
coSmoシリーズはお買い求めやすい、頭部管銀製からラインナップしています。
「カバードキーとリングキーを選択するように、引き上げトーンホールとソルダードトーンホールが選択できる時代を」。
新しい時代のフルートです。
ソルダード(半田付け)トーンホール
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■ソルダード(はんだ付け)トーンホール
管体にトーンホール(煙突型のパーツ)を半田付けして形成。手間と技術が必要なので、高級機種のみに使われることが多い。吹き応えがあり、粒立ちの良い深い音。
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■ドゥローン(引き上げ)トーンホール
管の内側から引っ張り上げて形成するので、壁の厚みが薄めで先がカールしているのが特徴。軽快な響きと吹奏感。
今回ご紹介する「coSmo」はソルダードトーンホールを持ちます。
これまで他のメーカーが取り組んでいなかったエントリーモデルのソルダードトーンホールは、まさにありそうでなかったモデル。それを可能にしたのはミヤザワ独自の新工法でした。
ソルダードトーンホールは壁の部分が厚くなるので、音に伸やかな深みのある音色と適度な抵抗感が生まれます。
さりげなくミヤザワフルートのロゴ「M」の文字が刻まれており、より高級感を感じさせます。
リペアマンでもある私、川上が注目したのはこちら・・・
フルートの中から光を入れてみました↓↓
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光がまったく漏れていません!
これはソルダードトーンホールならではの精度かと思います!
トーンホールの面がきちんと出ているという事は、タンポとの密着度が高まり
高いレスポンス、音の切り替わりがクリアで粒がしっかりと出ます。
これまで高級機種でしか味わえなかったレスポンスをエントリーモデルでも味わえる…ということですね!
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吹いてみました!
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軽く「ふー」っと吹いても鳴る!
洋銀のもつ吹きやすさ、音の柔らかさ明るさが生きています。
次にフォルテで鳴らしてみます。
先程までの明るい音色に深さが出て、音が厚くなりました!
ミヤザワは、音が明るいのが素敵なのですが響きが「軽く」感じましたが、
このコスモは、吹き込むと違うキャラクターが現れます!
抵抗感による吹き応えもあるので、安心して音量を出せそうです!
暗さや渋さは無く、さわやかなで軽快なニュアンスの厚みのある音色。
吹き方によってガラリと雰囲気を自在に変えられるので、クラシックはもちろんJazzやポップス等でも、
バラードやアップテンポなど奏者の想像力を膨らませてくれそうです!
coSmo-1(コスモ) 頭部管銀製モデル
詳しくは画像をクリック▼
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coSmo-2 (コスモ)管体銀製モデル
詳しくは画像をクリック▼
店頭に展示しております。ご試奏を希望の場合はご予約下さいませ↓↓
最後まで読んでくださりありがとうございます!
「コスモ」ぜひお試しください♪
タグ: MIYAZAWA, フルート