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【工房探訪】歌心に寄り添うルシアーメイド “Sakata Guitars” そして入荷した”00-28B Brazilian Rosewood”

2024/02/03 08:13:52

小林です。
2023年6月山梨県甲府市。個人製作家 坂田ひさし氏の工房へ…
今回の目的はSAKATA GUITARSのカスタムオーダーの打ち合わせと材選定!
それでは選定の様子をレポートしていきます。

SAKATA GUITARSと言えば希少な材を惜しみなく使用しハンドメイドされており年間の生産本数は10本ほど。
トラディショナルなスタイルを得意とする国内外で人気のルシアーです。
工房にはS&B材の王様と言っても過言ではないブラジリアンローズウッド(ハカランダ)のストックの数が凄まじく。
お好みや楽器のテーマに合わせて選定できるほどの数がストックされています。

到着前は今回はスタイル18をお願いしようかと色々想像をしていましたが、ハカランダを前にするとなぜか「ハカランダでお願いします!」ってなってしまいました… 厳選されたストックを1枚1枚丁寧にみていきます。

スモールボディが大好物な小林は以前触った坂田氏がステージ等で使用している00(ダブルオー)が忘れられず。00で製作していただきたかった点と最近取り回しの良いギターを求めてる方が多い点でサイズは00に決定!
そしてテーマは ”ドレットノートユーザーも本気で弾けるスモールボディ” を坂田氏と共に目指していきます。
選定しながらどのようなギターにするかを坂田氏と会話しながら楽器のイメージを共有していきます。

最近ドレットノートを使用している方が長時間の演奏で肩が疲れるため取り回しが良い楽器を求めてスモールサイズ~ミディアムサイズのギターを選ばれることがあるが軽快なレスポンスには満足しているけど音圧や低音の鳴りに悩んでいる方がいらっしゃって…など相談しながら1つ1つ仕様を決めていきました。

バック材がハカランダならトップ材はアディロンダック・スプルースこちらも希少材。
最近では質の良いアディロンがなかなか手に入らなくなってきているようですが、、、
1枚1枚めくりながら選定できるほどストックされています。贅沢な選定会になってきました。

今回セレクトした材はコチラに決定!
ブラジリアン・ローズウッドはライトカラーで木目はあえて控え目。派手さはありませんがしっかりと雰囲気のある材を。。アディロンダック・スプルースにはドレットノートサイズも取れてしまう材を贅沢に使用させていただきました。アディロンながら目が細く均一な材。このタイプの材は近年では少なくなっている希少材です。
最後に細かなディテールを坂田氏と共に完成形をイメージしてオーダーシートを記入していきます。
完成が楽しみです!

オーダー選定の後は坂田氏のカレーを食べにハーパーズミルへ
久しぶりの坂田氏のカレー。ごちそうさまでした!最後に坂田氏のお弟子さんの今村颯亜 氏と共に記念撮影。
TOKYOハンドクラフトギターフェス2023でお披露目となった坂田氏と今村氏が二人三脚で製作しているルシアーメイドのウクレレも注目です。
ウクレレ専門店「Ukulele Colors」THGF2023の記事はこちら

製作中・・・ そして完成!

 00-28B Brazilian Rosewood / Adirondack Spruce

そして完成したSAKATA GUITARSがこちら。ケースを開けた瞬間いいアコギの香りが部屋に充満していきます…
トップ材のアディロンダック・スプルースは木肌も白くブリッジのエボニーとのコントラストが良いです。近年ではここまで黒いエボニーも珍しくなりました。

アディロンらしいダイナミックなサウンド。大きな入力に対してもしっかり受け止めてくれサイズを超える音量とトーンはまさに坂田氏ならではのイコライジング。

バック材のブラジリアンローズウッドは塗装が乗ることで立体的な木目に。選定時には明るい材でしたがしっかりと雰囲気のある後ろ姿に。

今回は材質面で希少材を採用しているところに目が行きがちですが、、、
”ドレットノートユーザーも本気で弾けるスモールボディ” にするために…
トラディショナルなスタイルながらもスペシャルなポイントがあります。
サウンドとプレイアビリティーに影響するネックをドレットノートスケールやOMに採用される”25.4インチ””を採用。これによりしっかりとした弦のハリが得られ、コンパクトなサイズを超えた確かな弾き心地とフィーリングを狙いました。ナット幅は手に馴染む43mmをチョイスしました。14フレットジョイントですので今まで通りカポをしても圧迫感の無く演奏でるのもポイントです。

実用性を考えてペグには安心のゴトー製のオープンギヤ。アンティーク調のXGフィニッシュで特別感と安定性を。トルクも一定ですのでストレスなくチューニングできます。SAKATA GUITARのヘッド裏のスタンプも雰囲気いいです。

試奏動画

”ドレットノートユーザーも本気で弾けるスモールボディ”
コンパクトで取り回しが良いのにしっかりと弾ける、そして確かな弾き心地と音色。
最高級の木材と坂田氏だから作り出せるハーモニーが本器にはあります。今回も特別な1本に仕上がりました。
一生モノの音楽の相棒にSAKATA GUITARSいかがですか? 

SAKATA GUITARS

SAKATA GUITARSは山梨県甲府市に工房を構え坂田ひさし氏が1本1本製作するルシアーメイドブランド。
2001年に最初に手掛けたギターを完成させたのち、2005年に”TOKYOハンドクラフト・ギター・フェス”に初出品を果たす。
マーチンスタイルやギブソンスタイルのレプリカを基本としつつ、JモデルやSJ及び国内では珍しい13フレットジョイント仕様なども製作。国内でも多くのプロミュージシャンが使用しています。
特に歌心を大切にしたアーティストに多く愛用されております。
【使用ミュージシャン:友部正人、宮田和弥、寺岡呼人、河口修二、PETA、いとうたかお、有山じゅんじ、他多数。<順不同、敬称略>】

坂田ひさし

山梨県甲府市にて工房を構えつつ、カレー&喫茶専門店「ハーパーズミル」を経営。
インディーズ・レーベルも立ち上げ、自らも自主制作でのアルバムをリリースした経歴を持っています。10~20代の頃はシンガーソングライターを目指し音楽活動をしていた。
ギター職人の道を本格的にスタートさせたのは、40歳を過ぎた2001年。
国内はもとより海外でのギターショップも取扱をはじめ、人気製作家として近年広く知られております。
ハーパーズミルでフォークソングライブを定期的に開催しており、様々なミュージシャンがライブイベントを開催しています。音楽が生活のすぐ傍にあるライフスタイル、そしてミュージシャンであり個人製作家。

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Written by
Teppei Kobayashi

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