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VOX Starstream Type-1 VSS-1 レビュー

2016/05/21 12:00:45

(※2018年11月25日更新)

中古品が入荷しました!!↓↓↓

 

 

 

 

VOX Starstream Type-1 VSS-1 発表会

 

ギター担当吉田です!

 

 

 

この度、名古屋市のKORG STUDIO EXTREMEにて開催された

VOXの新モデリングギター  Starstream 発表会に招待され参加してまいりました。

 

 

新開発のAEROS-Dシステムにより、つまみとスイッチの切り換えで

シングルコイル、ハムバッカーから、アコギや12弦、果てはバンジョー、シンセまで

全27音色をこれ1本を通常のギターシールドでアンプにつなぐだけですべて再現します。
多くの方に興味を持っていただきたいので結論から先に申しますとこのギター

究極のセカンドギター

と言えます。

 

 

サウンド

タイプは大きく分けて、 エレクトリック と アコースティック・その他 の2グループ。

voxstarstream (58)

音色は以下の通り。

メーカーさん裏話と私の主観でざっくり

 

Electric type

Single (トラッドなストラト系シングルサウンド)

Neck

Middle

Bridge

 

B’Tween (ストラト系シングルハーフトーンサウンド)

Variation1 フロントとミドルのハーフ

Variation2 Variation1と3の中間という現実では得られないモデリングサウンド

Variation3 ミドルとリアのハーフ

 

Bucker (レスポール系ハムバッカー)

Neck

Middle

Bridge

 

Modern (ダブルカッタウェイのコンポーネント系ギター)

Neck モダンなフロントシングルサウンド。前述のSingleサウンドとも異なります。

Middle モダンなセンターサウンド。前述のSingleサウンドとも異なります。

Bridge リアハムバッカー搭載ストラトシェイプのサウンド。Buckerサウンドとも異なります。

 

12String

Down 12String 全弦オクターブ下を同時発音。オクターバー的サウンド。

Ele 12String1 通常の12弦ギターと同様、1,2弦はユニゾンによるコーラス効果。

Ele 12String2 全弦オクターブ上を同時発音。

 

Acoustic type

Acous1

Large1 Martin D-18風?中域豊かなラージボディサウンド

Large2 Gibson DOVE風?ドンシャリなラージボディサウンド

Aco 12String Guild D-212風?12弦アコースティックサウンド

 

Acous2

Nylon Jazz, Bossa, Pops向け クリアなナイロン風サウンド

Small1 パーラーギターサウンド

Small2 ピエゾの加工少なめ、胴薄エレアコサウンド

 

Unique

Banjo ギターバンジョーサウンド

Sitar エレキシタールサウンド

Resonator ドブロサウンド

 

Special

Synth 速いパッセージでも追従性の高いシンセサウンド

Bass Synth ピッキングの強弱でフィルターの掛かり具合が変わるシンセベース。トーンコントロールはフィルターとエンベロープコントロールに。

Sustain 新たな立ち上がりまで実音ではなくリバーブ音を伸ばす。トーンコントロールはビブラートコントロールに。

 

 

エレクトリックは12個のポールピースを単独で調整できるVOXオリジナルのミニハムバッカーから弦振動を拾い DSP回路 でそれぞれのタイプに音作りをしてアウトプット。

後者は各サドルに搭載されたピエゾピックアップから弦振動を拾い DSP回路へ。

同じくモデリングギターのLine6  VARIAXと異なりエレキサウンドも含め全てデジタル処理されます。

ただしいずれの音色でも実際に弾いた際に目立ったレイテンシーは感じませんでした。

デジタルワイヤレス程度の、全く演奏に支障が無い感触です。

 

 

 

 

もちろんアンプ1台でも音色切り換えは有効ですが、サウンド特性から言って

エレクトリックサウンドは通常のギターアンプへ、アコースティックサウンドはアコギ用アンプやDIからPAへなどハイファイなアンプに接続することで、よりクオリティの高いサウンドが得られます。

ABボックスを併用すれば足元で切り替えが行え非常に便利です。

 

サウンドはいずれの音色も全体的に少し固めな印象。

普段は全開の方も、アンプなどに合わせてトーンコントロールを積極的に使うのがコツでしょうか。
抜けが足りない場面でトレブルを上げるより、デフォルトでトレブリーにすることでより容易な音作りを目指した結果と言えそうです。

 

3wayセレクターはピックアップセレクターというより単純に切り替えスイッチと割り切った方が理解しやすいです。
特にアコースティックではタイプ切り替えですし、エレクトリックでもシングルコイルモードではフロント、センター、リアの切り替えハーフトーンは B’TWEEN での出力となります。
じゃあシングルからハーフトーンはモードの切り替えが必要なのか・・・・

 

という方のためにユーザープリセットモードが2つ用意。
任意の音色のトーンコントロールとエフェクトのセッティングを3ポジションに保存。
これでセレクターによるワンタッチの切り替えが可能。
もちろん、エレキの音色でイントロ、バッキング、ソロの3つや
エレキ、アコギ、シンセという割り振りもOK。

 

さすがに全音色デジタル処理なので切り替え時に若干の音切れは発生します。
とはいえ昨今のマルチエフェクターのパッチ切り替え程度なのでさほど気にならないかと思います。

 

エレキのエフェクトにはドライブを搭載。

単体でもそこそこ歪みますが、フルに歪ませると もちっとしたデジタル感は否めないサウンドなので
アンプやエフェクターで歪ませた上でプッシュするようなブースター的使い方がベター。

 

アコギサウンドのエフェクトはリバーブとして働き、イヤフォン端子も装備しているので個人的にはサイレントギターとしても使えるんじゃないかと思いました。

 

単3電池 4本 アルカリで約11時間 充電式ニッケル水素で約15時間駆動。

 

ギター部分 演奏性

 

印象的なフレームは演奏性が考慮されており、

低音弦側ホーンは立奏時のバランスが良く、エルボーコンターの働きをする曲線を描きボディエンドへ
高音弦側は座っても安定感が得られるよう、太ももが当たる部分は通常のエレキの様な外周です。

 

 

シェクターのようにエンドピンが2つついており、
高音弦側を使えばギターが地面と垂直に安定するのでクラシカルフォームを多用する方、テクニカルなプレイに最適です。

低音弦側は少し奏者側へ傾きちょうど腹に乗るような感じで体へのフィット感が増します。

 

 

スケールもオリジナルの638mm。フェンダー(648mm)とギブソン(628mm)の中間でどちらのプレイヤーにも違和感なくフィンガリング可能。

 

ネックシェイプは癖がなく、フレットは昨今のモダンギターではスタンダードな大きめの ミディアムジャンボフレット でフィンガリングもスムーズ。

 

 

ここであえて苦言を呈しますが、これだけの機能がこの価格だと、10万円クラスの国産ギターなどと比較するとギター部分も完ぺきではありません。当ギターはフィリピン製造,日本でのアッセンブリー。
ナットの精度が要因で少し弦高が高く感じます。
この辺りは同行した当店リペアマンも申しておりましたがナット交換調整でなんとかなりそうですが。

ペグもゴトー製やロック式など精度の高いものにカスタムしても良いかもしれません。

 

またシングルコイル、ハムバッカーモデリングとは言え
本物のストラトやレスポールには敵いません。

 

 

究極のセカンドギターとして

例えばスタジオ練習で

ツェッペリンの天国の階段でダブルネックが
ビートルズでノルウェイの森でシタールが
メタリカのunforgivenのためにガットギターが

 

などの状況でこれ1本で対応でき、荷物も減ります。

 

また宅録でのワンセクションだけのために新たな楽器を導入するのも困難・・・・・

といったときもこれ1本で対応できてしまうのです!

 

カラーバリエーションは全5色

 

マンゴーボディ部つぶしカラーの

VSS-1-BK(フレーム:ブラック、ボディ:セミグロス・ブラック)

VSS-1-RD(フレーム:ブラック、ボディ:セミグロス・レッド)

メーカー希望小売価格 各85000円

  

 

 

マンゴーボディ部がシースルーカラーの

VSS-1-FBK(フレーム:メタリック・ブラック、ボディ:シースルー・セミグロス・ブラック)

VSS-1-FWH(フレーム:メタリック・ホワイト、ボディ:シースルー・セミグロス・ブラック)

VSS-1-FRD(フレーム:メタリック・レッド、ボディ:シースルー・セミグロス・ブラック)

メーカー希望小売価格 各95000円

 

 

ここまでのご説明で興味のある方にはぜひ店頭にてご試奏ください

 

販売価格は下記リンク先webshopをご覧ください。

 

おまけ

 

当社KORG営業担当 袴田氏(左)によるシンセとのデモセッション風景

 

楽器の詳細及び通信販売の手続き方法は、お気軽にお電話かe-mailにてお問い合わ

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