【開催レポート】“華麗なるハープトリオの世界”──3種類のハープが織りなす、唯一無二の音色に包まれて
11月30日、MPC HALL KANAZAWAにて 「華麗なるハープトリオの世界」 が開催されました。
出演は、稗島律子先生、藤田絢子さん、神宮直子さん。主催は Ritukoハープ研究室です。
今回は、日本でも非常に珍しい サウルハープ・アイリッシュハープ・グランドハープの3台による特別なトリオコンサート。
当日は満席のお客様。
会場は開演前からあたたかな期待感に包まれていました。

◆ 開演前からハープの世界へ─
客席の灯りが落ち、静かに響いたのは…なんと 生演奏のハープによる開演ベル。
そのハープの柔らかい音色に観客は一気に非日常の世界へと誘われました。
◆ 3種類のハープが織りなす、奥深いサウンド
当日のプログラムには、
- バッハ《主よ、人の望みの喜びを》
- ヘンデル《ハープ協奏曲 全楽章》
- 千秋次郎《ラモーの主題による変奏曲》
- グノー《アヴェ・マリア》
…など、クラシックの名曲がずらり。
演奏の合間には、楽器紹介のトークも。
小さい楽器から順に、
🎵 サウルハープ … きらきらと輝く音色
🎵 アイリッシュハープ … アコースティックな響き
🎵 グランドハープ … 温かく華やか、柔らかさも魅力
それぞれのハープが持つ個性が、ご来場の皆さまをさらにハープトリオの世界へ誘います。
注目したいのは、
この3種類のハープによるトリオの楽譜が存在しないという点です。
この日の公演のために、演奏者の皆さまが何度も編曲を重ね、時間をかけて丁寧に練り上げた特別なアレンジ。
ここでしか聴くことのできない唯一無二の演奏を、観客の皆さまは心ゆくまで堪能されていました。

◆ 響きと光が作り出す“一体感”─ MPC HALL KANAZAWA
演奏者の皆さまは、リハーサル段階から照明の色味や空間づくりなど細部にもこだわり会場の雰囲気を作り上げてくださいました。
MPC HALL KANAZAWAのには、客席全体がハープの音色に包まれるような、心地よい響きがひろがり、お客様からも大変ご好評をいただきました。
演奏とホールの響き、光が絶妙に調和し、終始、空気感が壊れることなく、
会場が一体となり素晴らしいコンサートを作りあげました。
主催者の方も、今回異なるハープ3台でのトリオを無事に実現でき、そしてたくさんのお客様に喜んでいただけたことが何より嬉しいとのこと。
3種類の異なるハープによるトリオ公演、ご好評につき、再演を予定されているそうですよ。どうぞお楽しみに!
◆ Ritukoハープ研究室今後のイベント情報
Ritukoハープ研究室様より、予定されている催しのご案内をいただきました♪
2026年8月9日に、『演奏家のための手のメンテナンス講座』が開催予定です✨
医師の池永康規先生が、演奏家にとって切実な問題である腱鞘炎の対策についてお話しくださいます 。
先生ご自身もフルートをされるとのことで、楽器を問わず音楽をされている方皆様におすすめの腱鞘炎対策におすすめの講座です 。
会場・開演時間等の詳細につきましては、 現在調整中のため未定です。開催日が近づきましたら、当店にお問い合わせくださいませ。
◆ ハープレッスンのご案内✨
当店では、稗島律子先生による ハープレッスン受講生を受付中 です。
「ハープを始めたい」「体験してみたい」という方もお気軽にお問い合わせください♪














