【ピアノのお手入れ】ピアノに最適な温度・湿度
こんにちは! Piano Cloud金沢 スタッフです。
梅雨もそろそろ明け夏がすぐそこまでやってきていますね。
急な気温の変化や冷房など、お身体に気お付けてお過ごしください♬
ところで、ピアノも温度や湿度の調整がとっても大切なことをご存じですか?
「木の芸術」ともいわれるピアノ。実は温度や湿度と深い関わりがあるのです!
ピアノにとって最適な温度は15~25℃
温度が影響するのは主に弦などの金属部分で、錆の原因になることがあります。
錆によって音に雑味が出たり、金属疲労から弦の断線を引き起こしたり…せっかくのピアノの個性を損ねてしまうことになりかねません。
最適な湿度は40~60%
ピアノにとって温度以上に気を付けなければいけないのが湿度です。
乾燥しすぎると響板などにひびが入ったり割れたりして雑音の原因になります。
かといって湿度が高すぎると木が膨らんでしまい押した鍵盤が戻ってこない、なんてことも。
四季があり湿度の変化の大きい日本では、ピアノの状態をしっかり保つのに一工夫必要なのです。
湿度を一定に保つためには?
そこで、お部屋の湿度をなるべく一定に保つ方法と注意点をご紹介!
ピアノ用の除湿剤を使う
ピアノ用に作られた除湿剤というものがあり、そちらをピアノの中に入れることで湿度が高くなりすぎるのを防ぎます。
半年間程効果のあるものもあり、お手軽な対策方法としてオススメです♫
窓の近くやエアコンの風が当たる所に設置しない
冬に窓が結露するように、室内外の気温差でピアノにも湿気が生じてしまい悪影響を及ぼしてしまいます。
エアコンの風は逆に過度な乾燥につながり、こちらもまたピアノにとってあまり良くありません。
そういった場所を避けて置くことができれば、より長くお持ちのピアノの素敵な音色をお楽しみいただくことができます
まとめ
石川県(北陸)の場合は冬でも湿度が高くなってしまいがちなため、晴れた日の換気や除湿器の使用など湿気対策をして楽しいピアノライフを満喫してください♫