楽譜の「中級」ってどの程度のレベルなの？

楽器センター金沢の織田です。 昨年公開された映画「鬼滅の刃 無限列車編」はご覧になりましたか？ 楽譜もたくさんいろんな種類が発売され、当店でも多数お問い合わせいただいております。 これだけ作品が認知されると、楽譜もいろんなレベルやアレンジのものが出てくるので、 まだ初心者から挑戦できたり、難しいアレンジを望めばそれも叶います。

クラシックと同じようにポピュラーもいろんな出版社から発売されていく・・・

無限列車編の主題歌「炎」を弾こうと思ったら、多くの楽譜が出版されています。

最近は、一つの楽譜に初級・中級・上級といろんなレベルの楽譜があつめられたものも多いです

楽譜のレベル設定

さきほど、最初に出る楽譜のレベルは中級程度と申しあげましたが、 どの程度か簡単に言えば、 クラシックを習ってらっしゃると「ブルグミュラー25番程度」にあたるようです。 「初心者はちょっと難しいけれど、上級者が演奏するにはちょっとものたりない程度」。 でも言葉で言ってもピンとこないですよね・・・。 楽譜をご覧になってみて、以下2点のポイントをチェックしてみましょう。

①和音が多くつかわれているかどうか

②左手の演奏が難しいかどうか

①は和音は2音以上一緒におさえて弾くということです。 下記のような楽譜だと左手は3音ありますので、和音です。 ②ですが、左手は入門から初級レベルは単音をずっと伸ばすだけであまり動きがありません。 同じく、下記の楽譜をみると同じ和音が一小節間変わりません。 レベルがあがるにつれて、左手の音の数が増えたり、リズムが変則的になっていったりします。 楽譜を選ぶ際にレベルを判断するヒントにしてみてください。