カプースチン楽譜最新事情
楽器センター金沢の織田です。
さてはて、ニコライ・カプースチンという作曲家をご存知でしょうか?
以前から自身もピアニストとして活躍していましたが、21世紀に入って大変有名なアーティストになり、
「8つの演奏用エチュード」を中心に作品の認知度も上がってきています。
なにより、カプースチンは演奏がめちゃくちゃうまいので、とってもかっこいいですよ。
日本語で解説もついた「プリズム社」の楽譜が絶版に・・・
カプースチンといえば、以前は洋書だけでしたが、
全音、そしてプリズムという出版社から日本語版の楽譜が多数出版され、
これがなにより認知度の向上に貢献したのではないでしょうか。
しかしながら、全音は早々と絶版となり、
昨年の終わりごろよりプリズム版も絶版になり、中古市場ではプレミアがついてきているようです。
カプースチンが監修した楽譜ですので、なにより安心して使えますからね・・・。
現在楽譜がほしいと思ったら、主にショットからという感じに変わってきたようです。
とはいえ、ショットは洋書・・・とお嘆きのみなさまに朗報!
まずはこんな雑誌(楽譜)が発売となりました。
嵐やら宇多田ヒカルといった今年を代表するヒット曲とともに、
8つの演奏会用エチュードの第1番だけですが、カプースチンが載っています!
8つの演奏会用エチュード第3番「トッカティーナ」はこちらの楽譜に1曲だけ掲載。
意外とありますね・・・。
でも、やはりおすすめは・・・
やはり、楽譜は財産になりますので、
ちゃんと勉強したいようであれば、やはり洋書がおすすめかなと思います。
8つの演奏用エチュードは在庫として持つことになりましたので、いつでもご覧いただけます!
カプースチンはまだお元気ですので、作曲家が生きているときに発表されている楽譜は
この先のことを考えても、重要な楽譜になると思いますよ。
いろいろな選択肢がありますので、必要に応じてお選びくださいね。
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