【レポート】ますこしょうこ先生公開講座
こんにちは、楽器センター金沢の織田です。
やっと秋らしくなってきましたが、季節の変わり目、体調には本当に気を付けたいものです。
さて、今回は20日に開催したますこしょうこ先生の公開講座の模様をお届けします!
『主役は生徒!』ぐんぐん育つピアノレッスン
タイトル通り、今回の講座は「主役は生徒!」がポイント。
そのためにどんなピアノレッスンをしていけばいいのか・・・。
そのなかでも印象に残ったのが以下3点でした。
①年齢とその成長に合わせて生徒さんとコミュニケーションをはかる。
②「わかった?」や「どうしてできないの?」ではなく、生徒の言葉を引き出すレッスンを。
③発表会は先生がすべてを仕切るのではなく、主導権は生徒に!
子どもは当然のことながら成長していきますし、最初はピアノだけ習っていたとしても、
塾通いが増えたり、他の習い事や部活動も増えてきます。
その時々で、その生徒さんそれぞれの変化を理解してあげる。
なかでも、大きくなって勉強に部活に、と忙しくなってもそのなかでうまくピアノとつきあい、習い続けていけるように親御さんとの連携も、との言葉には特に感銘を受けました。
個人的なことを言えば、高校受験の時、自分のためのレッスンなのに自分で勝手に義務化してしまって「いかなければならないもの」と思ってつらかった時期がありました・・・。
お話を聞いていて、こんな風に先生が自分を見守って導いてくれたら・・・・・・なんて仕事中じゃなければ涙が出てきそうなくらい(汗)、ちょっと感動してしまったのです。
「どうして宿題やってこないの?」や「わかった?」は、ついつい何気なく言ってしまうものかもしれません。
ますこ先生がおっしゃるに「自分のためにその言葉を使ってないですか?」とのこと。
「主役は生徒!」なのだから、宿題は先生でなく自分のためにやってもらえるようにもっていってあげる。
「わかった?」って言ってしまうと生徒がわからなかった部分を言えなかったりするので、レッスンノートなどを使って疑問点をきいてあげる。
そうすると、ますこ先生の生徒さんのなかには「楽譜のこの音は納得がいかない!」って疑問をなげかけるお子さんもいらっしゃるんだとか。
そのときはコードを説明したりして、疑問を解決してあげたそうですが、そうやって疑問を解決していくことで知識が増えるわけですから、とってもいいことだなと感じました。
あとびっくりしたのは、ますこ先生の発表会は生徒さんが中心となって運営しているというところ!
先生は本番中、生徒さん見守っているだけで大丈夫なのだとか。
ピアノは個人レッスンがほとんどなので、横のつながりってなかなか難しいですが、こんな発表会なら友達も多くできますし、他のお友達がどんな演奏をするか興味を持って聞けますよね。
ピアノのレッスンなので、もちろんピアノの演奏スキルを磨いていくものですが、
先生とのコミュニケーションの中で、ひとりの人間として成長もできる。
情操教育の本当の意味を学ばせて頂いた気がします。
ますこ先生のお考えにいまからでも触れたい方は・・・
アンケートでは、
・前から書籍を読んでいて、自分でやるのは難しいと思っていたけど、具体的な話を聞いてとりいれられると実感しました
・早速レッスンにいかします!
・またますこ先生の講座をやってください!
・・・などなど、ポジティブな感想をいくつもいただきました。
公開講座のテキストはいつでもご覧いただけますので、
まずはお手に取ってごらんください。
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次の公開講座は11月!ぜひお誘いあわせの上、お申し込みください。
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