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フルートの頭部管の凹み修理

2023/08/27 07:48:53

こんにちは、ブラステック金沢の丸七です。

今日は修理のお話。

姉妹店のブラステック富山から送られてきたフルート。

うっかりぶつけてしまったのか頭部管に凹みがあります。




小さい凹みだからと侮るなかれ。

頭部管は音を作り出すデリケートな場所です。

小さな凹みでも楽器の音色、音程、吹奏感などに影響を与える可能性があるのです。

なので必ず修理するようにしましょう。

芯金と呼ばれる金属型に頭部管をはめこのローラーでころころして凹みをならしていきます。

時にはハンマーで叩いたりして凹みを修正しますがローラーでもハンマーでも金属を加圧すると素材の銀が硬化してしまって音色に影響を与える可能性もあるのでできるだけ少ない手数、力で凹みを直します。

どうでしょう?

つるっと綺麗に治りましたね。

凹みができて直さず放置しておくと金属がその凹みの形を記憶してしまい治りにくくなったり、治ってもあとが残ったりします。

凹みができた時はなるべく早く楽器屋さんに持っていくのがおすすめです。

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Written by
Natsuki Marushichi

ブラステック金沢

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