ROOTE 8のサックス、SUNNYの魅力。
「カッコよくサックスを吹きたい。 」
今世界中で活躍しているプロの奏者も最初はそんな思いからサックスを手にしました。
プロもはじめは初めてさん。
この“SUNNY”はそんな最初の一歩を踏み出す“初めてさん”にも使っていただきやすい様に考え、製作を行い2020年春にデビューいたしました。
楽器を始めるにあたって一番大切なのは「初め」だと私たちは考えます。
私たちが展開するサックスのプライベートブランドであるROOTE 8 のサックスは実際にサックスを演奏するスタッフが設計、調整、検品を行っております。
そのため大手メーカーよりも「ここはこういう風に作りたい」などの小回りの効いたこだわりが活かしやすくなっております。
このSUNNYはサックスを始めるにあたってに演奏者に寄り添うような機能/工夫が施されています。
<ROOTE 8サクソフォン “ SUNNY “ の魅力>
・お値段以上のラグジュアリーなルックス
・操作性を格段に上げるキイデザイン
・手に馴染むサイドキイ
・スタンダードでありながらも耳に馴染む奥深いサウンド
お値段以上のラグジュアリーなルックス
サックスは数ある管楽器の中でも彫刻が施されており非常に豪華な印象を与えられます。
しかしながら低価格や入門クラスのサックスには上の写真のように彫刻がなかったり、掘られていても簡素なものであったりして物足りなさを感じます。
せっかく楽器を買うのだから惚れ惚れするようなデザインのものを持ってもらいたい。
そんな思いからSUNNYには絢爛な手彫り彫刻が施されています。
このSUNNYに程こされている彫刻は今から50年以上前に製造されていたセルマー社名器、マーク6に敬意を評してデザインしております。
草花が側面から咲く誇るその様は往年の名器を彷彿とさせサックスに取り組む奏者の気持ちも高揚させてくれることでしょう。
操作性を格段に上げるテーブルキイ
こちらはサックスの仕組みについて。
中級〜高級機種に採用されているLowB♭キイ と LowC#キイを連動させる機構を採用しております。
これによって低音部の操作を行う際に滑らかな演奏操作が可能になります。
手に馴染むサイドキイ
世界の人々の中でも日本人は手の小さい方が多いです。
そのため欧州のサックスなどを操作する際に不都合があったりすることもしばしばです。
このSUNNYではそんな悩みを解決するために左手のサイドキーをコンパクトに設計しております。
これによって手の小さな女性やお子様でも操作しやすいキイレイアウトが実現しました。
耳に馴染む奥深いサウンド
サックスの音色はさまざまな要因が絡み合って作られています。
多くのメーカーのエントリーモデルは「音の出しやすさ」を最優先しております。
その代わり代償として「音の立体感」や「音の深み」を犠牲にしてしまっているのです。
これらの音の出しやすさ、音の性質を決めるのは一番は設計ですが、使っているパーツの種類、楽器の調整などなど。
私たちの製作するSUNNYではイタリア製のパッド(タンポ)、メタルフック、ダブルネックスクリューを採用しております。
▼イタリア製のパッド
有名高級メーカーと同じくイタリアピゾーニ社のパッドを採用しております。
これによってしっかりとトーンホールを塞ぐことが可能になるため正確なアーティキレーションでの演奏が容易になります。
真鍮材を用いたメタルサムフック
樹脂製でなく真鍮材のサムフックを採用することによってしっかりと芯のある音作りが可能になります。
ダブルネックスクリュー
ネック部の重量を微増させることによって音の安定感(特に低音部)が増すことがわかりました。
ここ近年では製作の簡略化のため片側だけのネックススクリューを採用するメーカーもありますがSUNNYではライヤーのネジもサウンド安定化のために取り付けております。
ただ他のメーカーのように当たり前のエントリーモデルを作る、それだけでは面白みにかけます。
どうせ作るならサックスをしっかり学べるエントリーモデルを作りたい。
そして楽しく使っていって欲しい。
そんな思いをもとに製作したモデルです。
優れた道具での練習はスムーズな技術の会得へつながります。
入門モデルの中でもしっかりとしたものが欲しい。
そんな考えの方にフィットするワンランク上のエントリーモデルです。