【修理ブログ】修理はどうして時間がかかるの？

こんにちは。児玉（春）です。
コンクールシーズン真っ只中ですね。

すぐ練習したいから、すぐに楽器を修理して欲しい！という方が
たくさんいらっしゃってます。
もちろん、できる限りのことはさせていただきますが、
パーツが無かったり、時間をかけないとできない修理もあります。
なので、できるだけ早く持ってきていただけると、とても助かります！

例えば、フルートのタンポ交換の場合…

古いタンポを外して

新しい物に替えて

光や紙でしっかり塞がってるかチェックして

ぴったり合ったら

はい！完成！…
という訳にはいきません！！！

新しいタンポはとってもデリケート。
気温や湿度によってすぐに変化します。

なので、次の日もう1回チェックして、合わせます。（2回目）

そして、その次の日も1回チェックして、合わせます。（3回目）

そして、別の修理スタッフに最終チェックをお願いします。（4回目）

それで合格が出れば、晴れてお客様の元へ帰っていきます。

この工程を省いてしまうと使っているうちに、タンポがくるってしまって
音が出にくくなる可能性があります。

という訳で…時間がかかるのには理由があるんです！

できるだけ早めにご相談ください♪