【リペアブログ】クラリネットの”割れ”を防ぐ話。
こんにちは、Brasstek金沢の丸七です。
先日、岐阜県にある通称「モネの池」と呼ばれる名もなき池に行って来ました。
川が流れ込んで出来ている池じゃなくて湧き水でできている池だそうです。
とっても綺麗でした〜、オススメです。
さて今日はクラリネットの掃除と割れについてのお話になります。
まず「割れ」はなぜ発生するか?という点についてですが、原因の多くは温度による木部の収縮。そして水分による木部の収縮です。
今回は後者の水分による木部の収縮割れについて掘り下げていきます。
割り箸でもなんでもそうですが「木」という素材は水を吸収します。
水を吸収する物は楽器の管体、タンポ以外にも存在します。
写真を見ていただけるとわかりますがトーンホールやリングキイの煙突に付着している指垢。これもまた水を吸います。
しかも指垢は木(グラナディラ)よりもよく水を吸う&水をキープ(悪い意味での保湿)をするので指垢は割れの大敵なのです。。
なので綺麗にします!!
いろんな綺麗にする方法がありますが私はBuffet Cramponの方法が気に入っています。
これが一番安全かつ、綺麗になる気がします。
ついでに青サビだらけのリングキイも綺麗にします。
このBefore Afterは見てて気持ちいいですね。笑
指垢まみれだったトーンホールがこんなに綺麗になりました(^^
クラリネットの皆さん、ぜひ一度自分の楽器を見て見てください。
案外指垢溜まっています。。。。
バランス調整のついでに綺麗にしちゃうのがオススメです〜
ではでは。。。。。。
今日のBlog staff★
Natsuki Marushichi
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タグ: 管楽器リペア, 管楽器修理