【YAMAHA Oboe Fair 2018】こんなオーボエ知ってましたか?
こんにちは、管楽器フロアーの丸七です◎
先日、1/27~28の2日間、毎年恒例のYAMAHA アトリエ東京の肥田氏とアトリエ大阪の小海氏によるオーボエの調整会が行われました。
(実は調整会の裏でリペアマン向けのオーボエのリペア研修も行なっておりました。これについては児玉(春)のBlogにてUPします。)
オーボエを愛してやまない人々がたくさん来てくれました◎
1日目はオーケストラアンサンブル金沢の加納先生、2日目は同オケの水谷先生が半日ほどお店にいらっしゃったので運指について悩んでいるお客様に対し、急に「水谷先生の10分間運指レッスン!」みたいなのが始まったり。笑
予定外のお得な楽しさも盛りだくさんだったので来ていただいたお客様は本当にラッキーでした◎
楽器もたくさん展示いたしました。
イベント中はこんな風にオーボエが「ズラっ」と並んでおりました。
中でも人気だったのが。。。
【Duet+ YOB-831L SEMI Autmatic】
こちらのオーボエ、実は普通の仕様ではないんです。
4年ほど前に販売が開始されたYAMAHAの新技術「Duet +」と言う仕様のモデルです。
Duet +では管体の中にエボナイト材(CLやSAXの高級なマウスピースに使われる硬いゴム)で作られたインナーパイプが挿入されています。
エボナイトはグラナディラとの音の相性が良く、とってもマイルドでSweetな音色で響きます。
またオーボエの大敵である「割れ」もほとんど起きません。。
雪の多い石川県ではありがたい存在ですね〜
多くの方が
「え?樹脂が入ってるの?音がぺらぺらになりそう」
とか思うのではないかと思います。
もちろん私もそうでした。
でも想像以上にいい音でびっくり!
最近ではフランスのM社やL社などを使っているプロの奏者もYAMAHAに乗り換えて来ているみたいですね。
なんと言っても演奏する上で音程や音作りに無駄な体力や気力を使わなくていいのが受けているみたいですね。
寒いところでの演奏でも我の心配も少ないですし!
と言うわけで素敵な2日間を過ごせました★
贅沢だー。笑