【サックス修理】タンポ交換
2017/07/26 12:50:05
こんにちは。児玉(春)です。
先日、9月発売のヤナギサワのソプラノサックス【WOシリーズ】を発売に先駆けて見せていただきました。
手が小さな女性でも押さえやすいキィになっていて、私でもすんなり低音が吹くことができましたし、
軽い吹奏感なのに響きのある音が出て『なんか私上手になった!?』と思いました(笑)
楽器センター金沢でも9月にヤナギサワサックスを展示するフェアを予定しています。お楽しみに♪
ヤナギサワ ソプラノサックス【WOシリーズ】の詳細はこちらからどうぞ
(株式会社 全音楽譜出版社のHPにとびます)
という訳で今日はサックスの修理をしています。
タンポ交換中~
このタンポは真ん中のブースターはサビサビ、皮の部分はカチカチ、さらにトーンホールの中心からかなりずれてしまっていました。
まずは、古いタンポをはずします。
新しいタンポと比較してみると全然ちがいます!
新しいタンポにセラックを塗ってキィにつけます。
その後、キィを楽器に組んでぴったりトーンホールが塞がればOKです!
この作業をすべてのタンポで行っていきます。
タンポがちゃんと塞がっているかどうか確認するために、フィラーとよばれる紙をはさんでみていきます。
友達に『楽器修理ってどんなことするの?』と聞かれて『爪楊枝に紙をくっつけて引っ張ってる』と答えると
みんな『は?』って顔になります(笑)
こういった細かいことの積み重ねで良い音がでる楽器になるという訳です 🙂