YAMAHAカスタムクラリネット、SEとCSの違いに迫る!
こんにちは、そろそろ髪を切りに行きたい丸七です!
今日は吹奏楽の中日コンクールだそうですね。。
懐かしい。。。笑
僕がコンクールに出ていたころから、いつの間にやら10年、笑えないっすねー。(~_~;)
はい。
というわけで、今日はYAMAHAのクラリネットがたくさん来ているのでYAMAHAクラリネットの豆知識を。。。
YAMAHAのクラリネットは上位の機種になると「SE系」と「CS系」に分かれます。
上がSE(YCL-SEVmaster)、下がCS(YCL-CSVmaster)です。
正直くみ上げて眺めてもなかなか違いが判りません。
ということは。。。。。
そう、お気づきの方もいらっしゃると思いますがBUFFET CRAMPONの「R-13系」と「RC系」と同じ感じです。
「見えないところ」が違うのです!
一番の違いは管内の「内径」です。
上はSE系のテーパーを雑に表した図です。
SE系はマウスピース側とベル側は内径が大きくなっています。
クランポンのクラリネットでいうところの『RC』みたいなところです。
管体の容積はCSに比べると大きめです。
下はCS系の図です。
SE系の内径と比べるとマウスピース側もベル側も狭い内径になっています。
管体の容積はSEに比べると小さいことがわかります。
クランポンでいうところの『R-13』です。
この内径の違い、管体の容積の違いが音色や響き、吹き心地に大きく影響します。
大きい太鼓は小さい太鼓に比べるとゆったりとした深みのある音色が出ます。
それは(少し乱暴な言い方ですが)太鼓の中の容積が大きいからです。
その代わり透明感や華やかさに欠けます。。
これはすべての管楽器にも言えることです。。。。
SE系は深くてあたたかい音色が、CS系はクリアで華やかな音色がするわけですがその音色づくりの背景にはこのような設計の違いがあるのです。。。
他にも。。。
ベルのジョイント部に金属のリングがついているとかいないとかもいろいろあります。。。
どうですか?
少しは楽器屋さんらしい解説が出来たのではないでしょうか?
テストに出ますから要CHECKです!
只今絶賛クラリネット展示中なのでSE系とCS系を吹きべて、
体感!
出来ます!
是非ぜひマウスピースを持って遊びに来てください♬
今日のおすすめ★
YAMAHA(ヤマハ)
クラリネット YCL-351
<!–
Review
1984年から1988年にかけて製造販売されたYAMAHAクラリネットのエントリーモデルです。
低価格帯のモデルでありながらも管体にプラスチックではなくグラナディラを使用しているのがうれしいポイントです。
エントリーモデルということもあり吹きやすい仕様になっております。サウンドは明るめです。
個体の状態としてはYAMAHAのロゴは消えかかっていますが大きいダメージもなくきれいな状態です。タンポは全タンポ交換済み、キイも磨きをかけておりますの・・・・・