【クラリネット修理】虫喰い
2017/05/31 04:02:43
こんにちは。児玉(春)です。
この間、娘に『幼虫って可愛いよねー』と言われました。
何の幼虫かはあえて聞きませんでしたが、ポケットに入れて持って帰ってこないことを切に祈っています 🙁
せめてダンゴムシくらいにしてほしい…
と、まぁ夏になると虫が一気に増えますよね。
楽器の中にも虫がいることがあります 😯
先日分解したクラリネットのタンポ
わかりますか?
真ん中が上手にくり抜かれています。
これは虫の仕業なのです!!
タンポはフェルト、豚の腸の皮など虫の大好物だらけ!
この楽器はよほどおいしかったのか、お腹が減っていたのか、たくさん食べられていました。
長期間吹いていない楽器は食べられていることがよくあります。
しかも真ん中を上手に食べているのでキィを外さないと気が付かないこともあります。
もし、そのまま楽器を使っていたら、小さな虫やその死骸、食べかす、糞などを一緒に吸っていたかもしれません…。
久しぶりに楽器吹こうかな、と思った方はぜひ点検調整にお持ちください。