【クラリネット修理】バランス調整 その2
2017/01/19 01:48:25
こんにちは!児玉(春)です。
前回から少し間があいてしまいましたが、バランス調整の続きを書きます。
掃除が終わったら、こうゆう所のネジが緩んでいないか確認します。
緩んでいるとノイズにつながることがあります。
その後、キィをひとつずつ注油しながら組み立てます。
その時にキィがちゃんと動くか、バネ圧は正しいか、キィの開きは合っているか、タンポはちゃんとふさがっているか…
などを確認しながら行います。
(タンポの調整については説明が長くなりますので、また別記事で書かせてください。)
コルクが外れている場合は付け直します。
Aキィのコルクはちょっと大変で、ブロックコルクから作り上げていきます。
そして、バランスの確認をします。
バランスというのは、1つのキィを押した時に他のキィと連動しているところがあるので、
そこもちゃんとふさがっているようにすることです。
例えば、上管のA/Dリングキィと下管リングキィ
他の箇所も見ます。
全てのキィが組みあがって、バランスもとれたら、試奏します
最後に拭き上げをして完了です♪♪
割愛しましたが、楽器ケースの中も掃除機をかけたり、ガムテープをペタペタしたりとお掃除していますよ♪
楽器ケースの中に入っていたクリップが入ってしまって音が出ない!なんてこともありますからね 😳
以上、バランス調整でした!
バランス調整という名前の割りには、バランスは最後に出てきただけでしたね 😯
B♭クラリネットの場合は¥6,000~です。