【フルート修理】芯金交換
2016/11/30 12:11:05
こんにちは。児玉(春)です。
明日から12月ですね。我が家ではツリーも出して、アドベントカレンダーも買ってクリスマスを迎える準備バッチリです。
あとは、私にもサンタさんが来てくれれば言う事ないんですが… 😀
さてさて、今日はフルートの修理をしています。
お客様は左手の親指で押さえるキィ(ブリチアルディキィ)が動かなくなったとのこと。
動きをチェックしてから、分解します。
中の芯金が錆びてしまっていました。
クリーニングで良くなることもあるのですが、今回は錆びがひどかったので新しい物に交換します。
メーカーによってはそのままだと使えないものがあるので、微調整が必要です。
その時に使うのがダイスという工具です。
これで芯金のネジの部分を調整します。
適度なかたさでネジが入ればOK!
後はキィ側も錆びを取って、注油して組み上げます。
これで完成です♪
最初の写真と何も変わったように見えませんが(^_^;)ちゃんと動くようになっています!
フルートのこの場所は、錆びなどで動作不良が起きやすい場所なので、気になる方は気軽にご相談くださいね。
今日のおすすめ~
Muramatsu(ムラマツ)
フルート DS-RHE OFFSET
Muramatsuの総銀製ハンドメイドフルート『DS』。
本機種はH足部管がついたRHE-OFFSETモデルです。
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