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【クラリネット修理】抜けなくなった!

2016/09/07 10:29:01

こんにちは。児玉(春)です。
朝晩は涼しくなってきて、少しずつ秋の気配を感じられるようになってきましたね。
ですが、季節の変わり目は体調を崩してしまう方も多いのではないでしょうか。

 

この気温の変化は楽器にも影響が出ることがあります。
特に木でできているクラリネットやオーボエ、ピッコロなどの楽器は気を付けないと管体割れにつながることもあります。
あつーい屋外で練習して、すぐにクーラーの風が直接当たるところで吹いたり…なんて絶対ダメです!
楽器にも体にも負担がかからないように大切にしてくださいね。

 

さてさて、先日クラリネットのジョイント部が抜けなくなった!と持ち込み修理がありました。
抜くのはコツがあって、かよわい(?)私でもすぐに抜けます 😀

DSC08761

見てみるとジョイントする木の部分がふくらんでしまっていて干渉していました。

DSC08762

 

なので、そこの部分を削ります。

削る時は専用の治具やペーパーヤスリを使うことが多いです。

DSC08768

状態によっては管体の内側を削ることもあります。

DSC08765

削り過ぎるとダメなのでで少しずつ…

DSC2

木どうしが干渉しなくなったらOKです。

 

木でできている楽器はとてもデリケートなので、
最近組み立てにくいな…と感じたら気軽にご相談くださいね。

 

 

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クラリネット R-13

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