YCL-SEVMasterを試奏してみた!
みなさんこんにちは!浅井です。
実は最近大好物が増えまして…
なんと「マグロのたたき」です!
祖母が食べているのを見てふと食べたくなり一口。
今までマグロの刺身ばかり食べていたのを後悔しました😭
さて、前置きはこのくらいにして…
今回はYAMAHAのYCL-SEVMasterについてのブログです。
このブログでわかること
・YCL-SEVMasterはどんな楽器か
・YCL-SEVMasterの魅力
目次
SEVMasterとは?
YCL-SEVMasterはYAMAHAのクラリネットです。
ところでみなさんはYAMAHAのクラリネットが2つの個性に別れているのをしっていますか?
「クラリネットとは何か」という本質に客観的な視点で立ち返り研究が重ねられ、誕生したのが
CSシリーズとSEシリーズです。
●CSシリーズ
力強くクリアで芯があり、ソリスティックな音が特長です。
内径は全体的にストレートに近い形状となっており、楽器に任せて息を吹き込むことで音色が遠くまでまっすぐに飛びます。
奏者の憩いの吹き込む量に対し、しっかりと応えてくれます。
↓YCL-SEVMasterはこっち!
●SEシリーズ
包み込むような豊かな響きが特長です。
内径はなだらかに広がる形状で、音色が演奏者を中心に放射状にやわらかく広がります。
対応する表現の幅が広く、息を余すことなくイメージ通りの音を奏でることが出来ます。
そんなYCL-SEVMasterはSEシリーズの最高峰モデルなのです!
YCL-SEVMasterのここがポイント!
●革タンポが使われている
革タンポは機密性がよく、柔らかい音が響かせやすいです。
たかが数センチの小さいパーツだと思われる方もいると思いますが、音色・吹き心地・レスポンンスのよさに
関わるとーーーーっても大事なパーツなのです!!
●響きを豊かにするベル
みなさんはクラリネットのベルの中をのぞいたり、触ったことはありますか?
ベルに手をいれてみると…あれ?
そうなんです!
実はYAMAHAのクラリネットのベルの内側には堀りがあるのです!
この堀りによってBの音程が安定する効果があります。
●立ち上がり音孔
C#/G#音孔を、径より大きく、音孔長をより長く設計されています。
C#/G#の音質が向上し、高音Fのピッチが改善されています。
吹いてみた感想
私はいつもBUFFET CRAMPONのToscaを使用しているのですが、YCL-SEVMasterを吹いてみて音色に個性があるモデルだなという印象でした。
いままで私のYAMAHAのイメージはとにかく吹きやすくてまっすぐ素直な音色という感じでしたが、こんなに柔らかい心地のいい音が奏でられるんだ!という印象にかわりました🌟
それもただ柔らかいだけではないのです!きちんと粒がはっきり聞こえてくるのです!
正方形の箱に綺麗に並んだ生チョコを連想してしまいました!
最初に書いたマグロの話のように楽器も吹いてみないと発見できないものがたくさんあると私は思います。
いろんなメーカーのいろんな個性を感じるのも試奏の醍醐味のひとつですよね!
ブラステック白山にはたくさんのメーカーをとりそろえております。
音楽の入り口、初めての一本をというときにクラリネットのいろんなメーカーを知っていただけたらと思います。
ではまた次回のブログでお会いしましょう!
ブラステック白山