【MIYAZAWA(ミヤザワ)フルート】 Atelier(アトリエ)-2REH
今回のブログはMIYAZAWA(ミヤザワ)フルートのAtelier-2REH(アトリエ)についてです。
こちらのAtelier-2REH(アトリエ)は管体銀製モデルです。
ミヤザワフルート
ミヤザワフルートは長野県飯島町に工場をもつ日本のフルートメーカーです。
1969年、宮澤正さんが楽器作りを始められたのが始まりです。
確かな品質を実現するために…ブローガーシステムをはじめ「独自のメカニズム」を積極的に開発されています。
Atelierシリーズ
~Eメカニズム標準装備~
Eメカニズムとは、高音域のE「ミ」音を出しやすくする機構です。
ミヤザワでは効果の高い伝統的な形状を用い、標準装備*しております。(*インラインを除く)
~銀製接続管~
頭部管と主管、主管と足部管を繋ぐ接続管素材に“銀”を採用しています。
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それにより、今まで洋銀接続部で発生していた「抜けなくなる」トラブルがほぼ無くなりました。
初心者や学生の方にも安心でスムーズな接続(嵌合)が可能です。
Atelier-2
豊潤で温もりのある音色が特徴です。銀管が生み出す柔らかく豊かなサウンドでありながら、クレッシェンドやディミヌエンドといった
音量の変化も付けやすい楽器です。
フルートの上達に伴って難しくなる楽譜にもしっかりと寄り添う、吹きやすさと変化の付けやすさ、
双方のバランスが取れた扱いやすいモデルとなっております。
おすすめポイント
ブローガーシステム
ブローガー・システムはミヤザワだけが特許使用権を持つ、画期的なピンレス・メカニズムです。
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この技術によって芯金のたわみがなくなり、キイの動きが向上して従来とは違ったキイ・アクションで、より自然に演奏できるようになりました。
また、ノックピンを排除することで、キイを動かす時に起きる摩擦によって生じるキイの不具合が完全に解消されました。
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奏者の手に自然になじむように、人間工学に基づいてデザインされた親指のキイ・メカニズムは、手の疲労を最小限に抑えてくれます。
フラット・カップ
カップの底面を平らに加工し、パッドの装着精度の向上を図った機構です。
また、パッド固定ナットの一体化により、カップ内の精度が向上し使用変化を最小限に抑えられるようになりました。
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パッド(タンポ)とカップの変化が少ないので、少ない調整で長く安心してお使いいただけます。
銀製接続管(胴部管、足部管)
スムーズな接続のため、管体洋銀製(102, Atelier-1, Atelier Plus-1)の接続管を銀製にしています。
特に足部管は従来のように膨らませることなく、ハンダ付けをしております。
ストロビンガー・パッド(オプション)
従来のパッド(タンポ)は水分の吸収・乾燥を繰り返し、時間が経つにつれ変形してトーンホールへの密着を妨げていました。
このため定期的な調整が必要でしたが、ストロビンガー・パッドは丁寧な取り扱いをするだけで、トーンホールとの密着を保つことの出来るパッドです。
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構造的には変化の多いフェルト部分を最小限に抑え、高精度の樹脂枠内にフェルトを収納して、パッドの自然変化をほぼ解消しました。
吹いてみて(所感)
今回はcoSmo-2REHと吹き比べをしてみました。
coSmo(コスモ)-2REHはソルダード(ハンダ付け)トーンホールの豊かで落ち着いた音色に対し、
Atelier(アトリエ)-2REHは明るい音色で息が入れやすいと感じました。
初めてさんや明るい音色が好きな方におすすめです♪
低音・高音共にとても響く個体なので吹きこみやすく、無理な抵抗感を感じることなく楽しく演奏可能です◎
Atelier(アトリエ)とcoSmo(コスモ) 2つのモデルの違い
モデル | Atelier-2REH | coSmo-2REH |
頭部管、管体、台座、ポスト | 925 Silver | 925 Silver |
キイ | 洋銀製、銀メッキ仕上げ | 洋銀製、銀メッキ仕上げ |
管圧 | 0.40㎜ | 0.40㎜ |
ライザー | 990 Silver | 990 Silver |
トーンホール | ドローン(引き上げ) | ソルダード(ハンダ付け) |
ブローガーシステム | 標準装備 | 標準装備 |
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