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[若きルシアーの挑戦] West Field Guitar Craft

2023/11/30 10:15:36

Aloha!
ウクレレカラーズ富山の池田です。

本日紹介いたしますのはルシアー西野俊祐氏が代表を務める「West Field Guitar Craft

今年の5月に「TOKYOハンドクラフトギターフェス2023」にて当店スタッフが買い付けてまいりました。

↓「TOKYOハンドクラフトギターフェス2023」買い付け品まとめブログはコチラより↓


[West Field Guitar Craft]

設計から木工、塗装、組み込みの一連を彼一人で行い、磨き上げられた職人技をもって一本を創ります。
ルシアー西野俊祐氏は2012年からクラシックギター工房の大御所である河野ギター製作所に勤め腕を磨きつつ、2019年に自身のブランド[West Field Guitar Craft]を起ち上げた真摯で勤勉な気質。

ギターやウクレレのみならず、アーチトップギター、ベースなども製作しており、「一つの楽器を極めるために多くの楽器を知る必要がある」という理念の下製作を行っている事、製作こそ一人で行っておりますが、一人では抱えきれない程多くの賢人達の知恵と知識に支えられて作られています。などの言葉をホームページ上に残しており彼の人柄が伝わってくる。

ブランドネームが彼の苗字である「西野」からとっているのは少しお茶目でユーモアもあります。

そんな彼がウクレレ製作において何よりも大切にしていることがあります。

「音と演奏性」

この2つは揃っていて意味を成すと考えており、良い音を求めることは当然であるが、奏者が弾きにくいと感じてしまえばどんなに良い音、ポテンシャルの楽器でもその良さを引き出すことはできない。
そのため楽器作りにおいてこの2点のバランスを大切にしているという。

演奏性向上の為に様々な工夫もなされています。

弦高

初めてWest Field Guitar Craftに触れた人はその弦高の低さに驚くと思います。
通常のウクレレの弦高が約2.5mm~3.0mmに設定されているのに対し1.8mm~2.1mmと非常に低く設定されています。
そうすることで軽く押さえるだけで音が出るようになります。
また一般的には弦高を下げるとサドル自体の高さも無くなり音に張りがなくなってしまいますが、設計段階から低めにすることを前提に作りあげるためサドルの高さを十分に残っており張りのあるサウンドとなっております。

指板R

ウクレレではフラットな指板が多いが、ギター同様指板にRを付けることで押弦、特にセーハが押さえやすくなっています。

オーバーバインディング加工

フレットのタング(足の部分)をあらかじめカットしておくことにより、時間経過と共に指板端から飛び出してきがちなフレットが飛び出しにくくなります。
特に乾燥してくる冬時期になると指板材が乾燥しフレットが出てきて演奏の妨げになってしまう為オレンジオイル(レモンオイル)によるメンテナンスは行った方が良いです。

重量

コンサートサイズあたりから軽い印象を受けますが、テナーサイズを持ってみるとその軽さをしっかりと体感できます。西野氏は「音の追及をした際、結果的に軽めの楽器になった。 」と語っております。今までテナーサイズの大きさ、重さにより敬遠していた人でも是非とも手に取っていただきたい。

そろそろ買い付けてきましたウクレレたちの紹介もさせていただきます。

Yukihana(380mm) 

乳白色の色味とカリー杢が非常に美しいホワイトシカモアを使用した「Yukihana」。
「Yukihana」の名前の通り、ヘッド部分には雪の中で美しく咲く花をイメージして青いバラが描かれています。

バインディングには杢の出たハワイアンコアとアバロン貝が使用されており全体を柔らかい雰囲気だけでなくエレガントにまとめあげられていて美しいです。

ナットとサドルには丁寧に成形されたオイルボーンが採用され、チューニングの安定性は勿論弦の柔らかな響きが余すことなくボディに伝わり、木材からしっかりと響いてくるのが体感できます。
音は硬めといったことも無く、ポコポコとした響きが特徴的な柔らかなサウンドです。

▼Yukihana の詳細ブログはコチラ▼

M-soprano(380mm) 

380mmスケール、Martin スタイルのソプラノボディ。

ボディ材にはハワイアンコア、ネックにはアフリカンマホガニーを採用。

杢の無いハワイアンコアをセレクトすることで、主張しすぎない落ち着いた雰囲気。
ホワイトでは無くアイボリーカラーのバインディングも全体の渋い雰囲気に一役買っている。
メタル製のヘッドのロゴがワンポイントになっていて格好良いです。

フィニッシュは極薄のオールラッカーで仕上げられているため、楽器の鳴りを損なわず、なおかつ木材本来の質感も感じられます。

▼M-SOPRANOについての詳細ブログはコチラ▼

Con-Mango-B.B.(400mm) 

West Field Guitar Craft オリジナルのB.B.シェイプ(バロックベル)を採用したコンサートロングネックモデル。

マンゴーのトップとバックにはチョコレートハート呼ばれる特徴的な黒い線が入っています。
シンプルなデザインだからこそ木目の面白さ、美しさにしっかり目が行くように製作されております。

マンゴーならではのまろやかな優しいトーンが魅力。
一見シンプルなルックスながらも、ウッドバインディングに加えローズウッドとパールの二層のロゼッタなどの装飾がマンゴーの雰囲気を引き締めています。

Con-sp-B.B.(400mm) 

ハワイアンコアを採用したB.B.シェイプのコンサートロングネックモデル。
白蝶貝とローズウッドのロゼッタやエボニー指板に施された樹脂とローズウッドのバインディングなど他のモデるに比べると豪華な装飾だが、落ち着いたデザインを採用することにより飽きの来ない長く使用できる楽器へと仕上がっています。

ハワイアンコアの明るいサウンドと音の粒立ちが非常に良く弾いていて楽しくなるウクレレです。
ボディ鳴りの良さはもちろんながらコンサートサイズとは思えないほどの音量感もお勧めな点。
「使い込んで頂くほど味わいの出るデザインに仕上げたので、家に飾るのではなくぜひ弾き込んで頂けたらと思う。」
と西野氏も語るように、弾き込まれていくうちにサウンド面の変化もとても楽しめそうです。 

グレードの高いハワイアンコア。
見る角度によってさまざまな表情を見せてくれます。
お気に入りの角度を探すのも楽しい作業です。

Ten-sp-B.B.(430mm)

グレードの高いハワイアンコアを使用したB.B.シェイプのテナーウクレレ。
スリムなサイズ感と重量自体も上記のように重量自体も非常に軽く取り回しの良くなっております。
長時間の演奏でも難なくこなせそうです。

音の立ち上がりが早く、明るくカラッとしながらも深みがありプレイヤー側でもリスナー側でも非常に心地よいサウンドが魅力的です。

グレードの高いハワイアンコアの杢とエキゾチックな木目がずっと見ていられます。

弦高の低さと鳴りの良さ。ソロプレイを楽しみたい人の強い味方になってくれる1本です。


ルシアーメイドの作品がお求めやすい価格なのも非常に嬉しなポイント。
Ukulele Colorsが新たに提案するハンドメイドウクレレ「West Field Guitar Craft」
ぜひお確かめください。

▼West Field Guitar Craftのストックリストはコチラ▼

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