~初期のレッスンに革命~ 5/31 根津栄子先生 講座 (動画配信併用)
こんにちは、
ピアノクラウド富山の吉田です。
今日は
優秀な生徒さんを育て、
全国にたくさんのファンの先生がいらっしゃる、
根津栄子先生の講座
\まずは 「五指のスケール」から!/
『プレ こどものスケール・アルペジオ』
のご案内です。
さて、どんな講座なのでしょう?
あの有名なピアノ月刊誌 『〇〇〇〇』
3月に開催されたこの講座のレポートが掲載されていました。
一部、抜粋させていただきますと
「この教材は指がまだできていない子どもでも歌いながら音楽が理解できるようにさまざまな工夫がなされている」
「教材に書いてあること以外でも飽きさせないで体が自然と動いていくように導くやり方を惜しみなく多数例示していた」
「初期のピアノ教育においてここまで具体的ですぐに活用できる方法を多く提示できる教材、講座は少ないと思われ、講師のストレスは確実に減少するであろう」
~おっ? これは期待していいのでは!
音楽之友社のホームページには
指くぐりがない五指スケール・アルペジオ・カデンツを24の長調・短調で弾くことにより、調性感と指の力が身に付き、曲にもスムーズに入ることができます。
とあります。
私、今回、何人かの先生に電話して、その目指すところを訊ねてみました。
①24の長調・短調で弾く・・・これは小さいうちから先取りで「♯」や「♭」に対する苦手意識をなくする。結果、譜読みも早く、どんな調の曲でも前のめりに取り組むことができる。
②調性感・・・長調・短調が理解できる。それぞれの調の固有のイメージや性質を勉強する。
③指の力が身につき・・・どの指でも均等な音を出すことができるようになる。
④スケールとアルペジオ・・・スケールとアルペジオが弾けないのに曲が上手く弾けるわけがない。なぜなら、曲はスケールとアルペジオの応用でできている。
なるほど・・・。
そして、それを使って、自然な手の形を学び、キラキラした音が出せるようにレッスンを膨らませたりもできるとのこと。
さらに、スケールは「曲の勝負所」に出てくる。
わかりやすいところでは、ブルグミュラーの “貴婦人の乗馬” やショパンの “子犬のワルツ” 。
後半の聴かせ所はスケールの応用じゃないですか!
納得。 避けて通れないことがよくわかります。
今回は『プレ』ですが、根津先生が
『NEWこどものスケール・アルペジオ(音楽之友社)』
を出版したのには訳があります。
以下、某サイトの根津先生の言葉より
スケールやアルペジオではオーソドックスなハノンの順番がありますがそれはハ長調、イ短調の次にヘ長調、ニ短調が並んでいます。
へ長調は4番目の音がシフラットなので5番目の音ドで1指になりハ長調とは違います。
これではスケール練習を始めた途端に『難しい、やりたくない!!』となってしまいます。
そこで私はスケールやアルペジオの練習順番を指遣いが同じ物でグループ分けしました(これが画期的!)。
これによって子供達はスケールの練習が楽しくなり小学低学年で全調弾けるようになってきました。
おかげでこの楽譜は2013年に発売され現在全国で25000冊売れている状況です。
私の生徒たちはスケールもチェルニーも楽しく弾けて嫌いな生徒はほとんどいません。
以上のようなお話をさせていただきたいと思います。
根津先生の講座では、
本当に子どもが楽しんで、そして先生自身も絶対イライラしない、ストレスを感じることがないようにする。
そのための様々な方法をご紹介いただけるようです。
余談ですが、3年ほど前、とある指導者の集まり。
オンラインで根津先生に講演していただいたことがあります。
その時にご紹介いただいたのが、
ムジカノーヴァ 2020年4月号~2022年3月号にも連載された
『生徒を変身させる24のキーワード』
これも、そんな根津先生の工夫と知恵の結晶でしょう。
「24のキーワード」ではありませんが、その時、とてもウケたのが
番外編(?)のコレ。
会場の先生からの
「コンクールに参加してもうまくいかないこともあります。生徒さんやご父兄と、どのようなコミュニケーション(対応)を取っておられますか?」
というような(記憶力が曖昧で・・・スミマセン)質問が出てきたとき、
先生が、モニター画面、右手前の方に消え、
次に現れた時は、
大きなA3サイズのラミネートされたカードを持ってこられ、
カメラに向かってアップ!
画面に大映しになったのが先ほどの 『コンクールで落ちたら泣く予定』
次に根津先生が、それを裏返され、
画面に映ったのは、
これには、私、爆笑しました!
そして、次に出てきたのが、
そして、
また、根津先生が、このカードを裏返されます。
はい、
もう皆さん、
想像がつきますね?
そうです!
なんとシンプルで!
なんとわかりやすい!
受け止め方が全然違いますよね。
※上に掲載したカードは実物ではありません。イメージです。
世界中で、
たくさんの先生が
たくさんの生徒さんに
同じことを言ってこられたと思いますが、
ラミネートした、大きなカードの裏表に書くだけで、
説教からユーモアに!
根津先生のお人柄と、
生徒さんに成長してほしい!
という気持ちが伝わってきます。
MPC楽器センター富山には根津先生の著書コーナーがあります。
『NEWこどものスケール・アルペジオ』は
現在、第9刷を数える、ベストセラーであり定番教材。
《インヴェンション》《チェルニー30番》などへ、
苦労することなく自然に取り組めるようなテクニックを育てる画期的な一冊。
その、導入をよりスムーズにするための
『プレ こどものスケール・アルペジオ』
そして何より、
根津栄子先生の
『かわいらしい中にも情熱のあるお人柄』
に触れていただくことで、
先生方の「レッスンに対する姿勢や生徒さんへの向き合い方」に
きっと素敵なアップデートがあると思います。
そして、遠隔地の方、
または、その日は別の用事があって・・・という訳ありの方 ⇩
はい、今回はそんな逃げの言い訳が通用しません。
動画配信も併用です。
予定では6/11~17の7日間、見放題です!
動画配信での受講申し込みは、こちらから ⇩
そして、この配信は当日会場で受講された先生もご覧いただくことができます(お得!)。
会場受講のお申込みは電話で。
MPC楽器センター富山
Tel. 076-433-0165
♪5月24日までにお申込みの方には当社ポイントカードに100ポイント進呈。
皆様からのお問合せ、お申込み、お待ちしています。
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