快挙! 小林さん兄妹 ピティナ・コンペ 全国大会 金賞!
こんにちは、
ピアノクラウド富山の吉田です。
今日は、先日開催された
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ピティナ・ピアノコンペティションの全国大会から快挙のお知らせ。
8/18の私の応援メッセージ、
ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会 富山県代表の大活躍を祈る!
が届いたのかどうかは別にして、
デュオ部門 連弾中級B(1人は高3以下)で
小林 莉子さん(中2)/小林 佑綺さん(高2)のペアが
ピティナ本部に問い合わせたところ、
連弾中級B
全国の予選出場組数は282組(のべ)
そして、8月18日
全国大会の出場組数は22組
その頂点ということになります。
また、以前、このブログでもご紹介しましたが、
このお二人は、
今年は、階級をひとつ上げ、
その上で順位も上げるというまさに快挙!
本当におめでとうございます。
以下、ご家族から全国大会の会場での画像を何枚かいただきましたので
ご紹介させていただきます。
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佑綺さん、ちょっとユニークなポーズをとっておられますが、
ここで勘違いしてはいけないのが、
こんなポーズができれば金賞がとれるというわけではなく、
金賞をとった人が、たまたま、こんなポーズもできるということです。
でも、来年以降、験を担いで、会場でこんな写真撮影が増えるかも?
それにしても、どの写真も皆さん笑顔。
これらは演奏の始まる前? それとも終わったあとでしょうか?
カメラ目線の笑顔ではなく、「やりきった感」が感じ取れます。
今まで、何度も全国大会に出場された方やそのご家族からお話を伺いましたが、
全国で金賞を受賞するのに「ただラッキーでした」はあり得ません。
それこそ「金賞を獲りに行く」という明確な目標
そのために、どんなことをどれだけしなければならないのか、具体的な行程を明確にしながら
怠惰や甘い誘惑を払い除け、自分に課すハードルは常に高く、
さらに、深淵な音楽の本質を探究し、孤独と対峙して地味な基礎練習を繰り返し、
そこまでしても、その上に今度はペア間の対立があったり・・・。
そして、その次にやっと「幸運」が舞い降りてくれたり、あるいはさらなる「不運」を乗り越えたり・・・
・・・・単に私の想像ですが・・・・。
また、それを見守るご家族も大変です。
課題曲が発表されてから半年近く、
お二人が常に建設的に楽曲と向き合うことができればいいのでしょうが、
ときには、そのベクトルが一致しないこともあるのでは?
※昨年、全国銀賞の新聞記事には「間の取り方やテンポなど演奏スタイルが異なり、けんかすることもあった」と。
送迎や練習環境の整備等、時間的、物理的な部分以上に、
静観したりアドバイスしたり(この年齢では限りなく難しいと思われますが・・・)メンタル面でのサポートというより、
そばにいるだけでハラハラドキドキイライラの毎日だったのでは?
・・・・単に私の想像ですが・・・・。
そして、指導された中村恵理子先生。
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ご本人たちが金賞を目指されるとしたら、先生もそれに応える指導力と学習が必要になります。
数学のように、決まった答えがない分野。
こんな解釈、あんなアプローチ、
作曲家の意図や二人の個性を尊重しながらクオリティの高い楽曲を創り、
その上で、8月18日にピークをもっていくという調整。
これを、何十人という生徒さんのレッスンと併行しながら遂行していくのは
時間がどれだけあっても足りない大仕事。
・・・・単に私の想像ですが・・・・。
そして、コロナ対策。
ご家族も含め、誰か一人でも感染、あるいは濃厚接触者になると、練習やレッスンができなくなり、
さらにそれが予選・本選・全国の本番に重なるともう・・・・・・。
特に7月中旬以降、富山県でも全国でも爆発的に新規感染者が増えたあとの緊張感は相当なものと察します。
こうして書き出していくと、それぞれの立場で
私が想像する以上の葛藤やご苦労があったはず。
そのプロセスに対して
「おめでとうございます」
と労いの意味も込めて祝福の言葉を贈りたいです。
来年はお二人とも受験のため、もしかしたらコンクールはお休みかな?
でも、どうかピアノは続けてください。
そして、このblog、締めは前回と同じ。
また、嬉しい報告を聞かせて下さいね。
これからも、全国トップレベルの活躍を期待しています。
タグ: MPC, コンペティション, ピアノ, ピアノクラウド, ピティナ, 全国大会, 富山, 小林, 小林佑綺, 小林莉子, 楽器センター富山, 連弾中級B, 金賞, 開進堂楽器
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