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2022 ピティナ・ピアノコンペティション富山地区予選

2022/07/05 10:58:55

こんにちは、

ピアノクラウド富山の吉田です。

今日は、先日開催した、

ピティナ・ピアノコンペティション富山地区予選

の様子をご案内いたします。

先ずは、ホールの入り口。

今年、新しくバナーを作りました。

入り口の扉を開けると、

手前が講評をお渡しするところ、

奥が検温と手指の消毒、

そしてさらに、ホワイトボードには、

本日の動線をご案内。

受付終了後、会場入りの前。

本番の時間が近づいてきます。

去年と違うのは、客席で待機してもらうことになったこと。

誘導係の先生が大活躍!

今日のステージ

演奏前のオリエンテーション。

客席からステージへ、

そして、また客席にもどってくる流れを説明。

保護者の皆様には、

補助ペダルや、椅子の設定で

ステージに上がるタイミングを確認。

演奏終了後も、

きちんと消毒をして。

出演者、そして保護者の皆様

ご参加、そしてご協力ありがとうございました。

今回は、

「もし、演奏中に地震が起きたら?」

どのような対応をすればいいのか、が課題となりました。

1週間ほど前に能登の方で地震があり、

スマートフォンのアラームが鳴ること2回。

もし、演奏中の会場にアラームが鳴り響いたら・・・?

ホール、ピティナ本部、審査員長に相談、

過去の事例や、一般的なアナウンス、

そして、アドバイスをいただきながら作ったのが、

これです。

ちょっと、大げさかもしれませんが、

「揺れだしたので演奏を中止して、あとでもう一度弾き直してください」

と言うのは簡単ですが、、、、、

このコンペティションの課題曲が発表されてから約4ヶ月。

必死になって、作り上げてきた音楽を、

せっかく演奏に集中できているのに

途中で止められるなんて!

もう、二度と同じ演奏はできないのに!

という参加者が中にはいらっしゃるかもしれません。

それを尊重したいと思ったら、

こんな文書になりました。

これには、2つの背景がありまして、

1つは、

作曲家のキダ・タローさんが以前

NHK・FMの番組の中で

音楽は一度演奏を始めたら、途中で止めてはいけない!

と熱く語っておられたこと。

その時は、映画「タイタニック」で

沈没していく船の中でも

演奏をやめなかった楽団を例に挙げ、

このような状況でも演奏し続けるのが音楽のあり方、

とおっしゃっていました。

※タイタニックの場合は避難する乗客を落ち着かせるという意味合いが大きかったようですが、

でも、キダさんのおっしゃりたいことは理解できます。

もう1つは

私の好きなドラマー(ミュージシャン)

オマー・ハキムのCD、

「RHYTHM DEEP」のクレジットから

こんな逸話がある。

確か、オマーがまだジュニア・ハイ時代の事だ。

地区の音楽コンテストのようなものがあって、彼もバンドで出場した。

ゲバ評の高かったオマーたちのバンドの演奏中、音が消えた。

彼らをライバル視するバンドが電源を断ってしまったのだ。

「一瞬、まっ青だよ。全部がエレクトリック楽器だからね。

生で音が通用するのはドラムだけ。で、僕はドラムを叩き続けたんだ。

そのうち電源が戻ったというんで、そのままバンド演奏に入って・・・・・。

優勝? ・・・・・・もちろん僕らのものだったさ!」

コンテスタントや、ご家族の平生の心掛けが素晴らしく、

大きな試練が起こることはありませんでしたが、

一方で、普段置かれている当たり前のような、

災害のない日常がどれほど、ありがたいものなのかを

再確認する機会になりました。

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Written by
Shogo Yoshida

ピアノクラウド富山

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