マニア垂涎! 店頭展示品【Baldwin USA】特殊調律 キルンベルガー第2法 A=430
こんにちは!
Piano Cloud(ピアノクラウド)の木下です。
今日の調律レポートは、以前から店頭展示品として置いてあるアメリカBaldwinの中古ピアノです。
今回調律して頂いたのは、コンサートチューナーでもある、ベテラン・加賀谷さんです。
天板が大きく開いて普段は目にすることが出来ない状態ですね。
何やらIPadを見て確認しながら調律しているようです。
気になったので中身を覗かせて頂きました。
素人には難しい用語や数字が沢山並んでいますね・・・。
本来、チューニングの基準として用いられるのは440Hzにあたる(ラ)の音です。
しかし、このBaldwinはキルンベルガー第2法に従って430Hzで調律がされています。
加賀谷さんにBaldwinのピアノについて伺いました。
Q1,現在、このピアノはどんな状態ですか?
A1,ほぼオリジナルの状態です。ハンマーと弦も当時のままです。
Q2,どのような特色がありますか?
A2,インテリアピアノなので弦も短く、現代のピアノの様な音量や伸びはありません。
Q3,どんな方におすすめしたいですか?
A3,正直ピアノのレッスンには不向きですが、弾いてみて頂いて気に入ればどんな方でも良いと思います。
このBaldwinは普通のアップライトピアノとは、見た目も音質も全然異なります。
だからこそ、弾き比べて聴き比べて頂くと面白いと思うのです。
レッスンに向き不向きは当然あります。
しかし、このBaldwinのような年代物の味のあるピアノが存在する事で、一つひとつのピアノの特色が光るのだと思います。
現在、このBaldwinは、一部の曜日、時間帯を除いて、誰でも自由に音を出すことができます。
SNSで「Baldwin キルンベルガー第2法 A=430 を弾いてみた」の動画UP 大歓迎です!
興味のある人、是非一度触りに来て下さい。
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