MIYANO Mandolin M-1
2016/08/13 08:22:58
宮野厚志 手工マンドリン
宮野 厚志 (みやの あつし)1977年生まれ。
藤丸氏の下でマンドリン製作を学び、イタリアの名器と呼ばれるカラーチェ・ヴィナッチャ・エンベルガー等の修理・研究も積み重ねた。ネック形状をややシャープにしつつ藤丸マンドリンの弾き易さを受け継ぎ、ハイポジまで正確な音程でバランス良く、深みのある音を生み出す。
マンドリン M-1
- 表板: ドイツ松
- ボディ: ローズウッド
- 指板: 黒檀
- ポジションマーク: 白蝶貝、ドット
- 塗装: ラッカー艶消し
- 握り形状: 丸みのある三角
- 指板面: わずかに曲面仕上げ
宮野マンドリンのエントリーモデル。
ローズウッドボディからは張りのあるしっかりした音を発します。
サドルの形状とフレッチングが正確で、
音程の狂いが出にくくなっています。
糸巻きはゴトーの特製品。普及品より弦穴の位置を低くして
糸巻きはゴトーの特製品。普及品より弦穴の位置を低くして
ナットから弦穴への角度を適正にし、
さらに軸ブレ防止機構を備えることで、
音の曇りと弦を巻いた軸のぐらつきを無くしました。
ツマミはホワイトパール模様で気品が漂っています。