【スペシャルオーダー その2】 g7 Special g7-JB/R Standard Aged – 1962 3-Tone Sunburst
前回の【g7-PB/R Standard Aged – 1962 3-Tone Sunburst】に続き、同じタイミングでオーダーしたg7-JB。
カラー立ち合いに東京へ。
フィニッシュカラーの打ち合わせの様子などは前回ブログで書いてますのでよろしければチェックしてみてください。
今回もスペシャルなオーダー品仕上がりました!
先ずは塗装前のボディから。
g7-JBも目が詰まっているのに軽量。めちゃくちゃ厳選していただいてるのがわかります。
JBも木目が良いのでサンバーストで大方見え辛くなってしまうのも勿体ないな~と思うほど。
板目も交じって良い木目です!
前回のg7-PBと同様に、フィニッシュカラーは事前打ち合わせの希望カラーから路線変更し、よりヴィンテージでトラディショナルなサンバーストへ。
(もともとは60年代中期ごろのやや寒色系のイエローを持つサンバーストを希望にしてましたが、60年~62年頃のヴィンテージサンプル沢山見せていただき、心変わりしました…)
カラー打合せの最中に私が「リムが太めのサンバーストも格好良いですよね」なんて話をしていたら
ビルダー大山さんから「こっち(g7-JB)は少し太めに吹いてみましょうか?」と…
二つ返事でお願いしました。
吹きあがりがこちら。格好良い…
【g7-PB/R】に比べてリムが太め。
黒い部分を単純に太くするのではなく、どうして太いバーストと細いバーストが存在するか。何十年と経過する際に変化していくストーリーを紐解きカラーリングしていきます。ここのセンスがトップオブトップのリアルを生み出していると思います。
最終的なエイジドワーク、組み込みセットアップが完了し完成したのがこちら!
ボディバックの写真だと光の加減でわかりやすいですが、ニトロセルロースラッカーの独特な透明感や特有の艶引けなども再現されてます。これ新品ですからね。
サンバーストカラーにリアルフィール鼈甲ピックガードをチョイス。
さらにヴィンテージ感を高めるために、ピックアップフェンスとブリッジカバーを追加していただきました。
フェンス類は外される方が多いと思いますが、ブリッジカバーはある程度つけたままガンガン使い込んでいただき、カラーがナチュラルフェイドした時に外してみるとブリッジカバーの痕がクッキリ。なんて育て方も楽しめます。
フェンスやブリッジカバーを外してもビス穴があいているのもポイントです。
もうどこ切り取っても格好良いんです…ついつい写真撮りすぎました。
ボディには塗装剥がれや迫力のあるウェザーチェックが入るスタンダード・エイジドをチョイス。
ネックやハードウェアにはエイジドは入りませんが、ここもポイント!
ネック塗装は非常に薄く、もちろんハードウェアはニッケルパーツですので、オーナー様がガンガン使い込んでいただくことでナチュラルエイジングが年々加わっていき、もともとのスペシャルなエイジドワークと合わさることでオーナー様が育てていく楽しみがあります。
同タイミングでオーダーしたg7-PB同様に新品時からも使い込まれた様なサウンドで既にヴィンテージしてます。
枯れ感がありつつも経年で育ったようなパワフルな木鳴りを体感でき、プレべスタイルのプリミティブで無骨なサウンドに比べて低音から高音域までバランスが整っています。上の方までしっかり出るのにファットなトーンという素晴らしいサウンド。これはぜひ弾いてみていただきたいです。
立ち会いでのカラーリング、めちゃくちゃ楽しんでしまい気付けば夜に
お店はすでに閉店時間…長い時間お邪魔してしまいました…
クローズ後にはG’SEVEN GUITARS大山さん、宇佐川さんとともに夜ご飯へ!
しかも帰りは東京駅まで送っていただくという至れり尽くせり…大山さん、宇佐川さん本当にありがとうございました!
「夜の東京駅めっちゃ綺麗!!」とハイレベルなお上りさん度合いを発揮し富山へ戻りました。
タグ: g'7 special
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