【スペシャルオーダー】 g7 Special g7-PB/R Standard Aged – 1962 3-Tone Sunburst
遡ること今年の2月、ひとりで東京へ。G’SEVEN GUITARS様へお邪魔しておりました。
目的はオーダーしていたベースのカラーリング立ち合いへ!
すでにスペックが確定して製作が進んでおり、これからカラーリングが始まるというタイミング。
ボディは塗装前の様子を確認!
パッと見は1ピースボディに見えるくらい合わせが整ってる2ピースボディ。
木目が細かく詰まっているのにかなり軽量だったと記憶しております。
なかなか塗装前の姿も見ること出来ないので貴重ですね!
今回はg7-PBとg7-JBを1本づつオーダー。
両個体ともにヴィンテージに振り切ってストレートなスペックを採用しました。
もともと事前の打ち合わせでは結構マニアックなサンバーストを希望していたのですが、当日、G’SEVEN GUITARS宇佐川さんから沢山のヴィンテージ資料とアーカイブをもとにアドバイスをいただき、よりヴィンテージらしいサンバーストに路線変更しました。
イメージが固まった色味をビルダー大山さんとも一緒にお話しし、ついにフィニッシュワークへ。
まさしく職人技。
あっという間に具現化されて出てきたカラーがこちらです。
イメージした通り、やや退色して赤~リムカラーの黒にかけてすっとグラデーションするカラーリング!写真では分かりづらいのですが黄色~赤にかけての雰囲気はまさにサンフェイドで退色したような風合いで素敵すぎる。
「こちらどうでしょう?」と見せていただきましたが、あまりの格好良さに一発決定でした。
(スマホ撮影で光の反射もありプアな写真ですみません…)
派手でない落ち着いた色味のイエローもこの時点でヴィンテージ感がありました。
そしてそして、
立ち合いでのカラーリングを終え、最終的なエイジドワーク、組み込みセットアップが完了し完成したのがこちらです!!
写真はもちろん無加工かつ、通常店舗照明下での撮影でこれです。格好良すぎ!
サンバーストカラーにリアルフィール鼈甲ピックガードをチョイス。
さらにヴィンテージ感を高めるために、ピックアップフェンスとブリッジカバーを追加していただきました。
ピックアップフェンスは外される方が多いと思いますが、ブリッジカバーはある程度つけたままガンガン使い込んでいただき、カラーがナチュラルフェイドした時に外してみるとブリッジカバーの痕がクッキリ。なんて育て方も楽しめます。
フェンスやブリッジカバーを外してもビス穴があいているのもポイントですね。
ボディバック。
毎度のことながら圧巻のエイジドワークです。トップコートで艶感が出て赤味と黒味に深さが増しています。
ニトロセルロースラッカーの経年変化、アタりや部分的な艶引けがすでに再現されていて素晴らしい仕上がり…
指板はインディアンローズウッドをチョイス。
本当にインドローズか?と思うくらいに油分たっぷりの艶やかで目の詰まった極上マテリアルです。
ネックのメイプルもこれまた極上!
かなり目の細かいメイプルです。ネックセンターに板目の頂点があってシンメトリーな木取り。
強度が高く捻じれにも強い、柾目に比べてグッと芯から粘るようなネック鳴りです。ネックの剛性も高いのでボディに伝わる振動もスポイルされずウッディでどこかパーカッシブな響き感です。
ネック~ヘッドも薄い塗装でデカールの浮かび上がりもご覧の通り。
プレべスタイルだからこそ、シンプルなスペックで各部分のセレクト、作り込みの良さがダイレクトに伝わってきます。新品時からも使い込まれた様なサウンドで既にヴィンテージしてます。ただ単に出力抑えたピックアップで…なんてことではなく、枯れ感がありつつも経年で育ったパワフルな木鳴りを体感できる感じです。見た目刺さった方、音めちゃくちゃ良いので間違いないです。
サウンドインプレッションや細かなスペック詳細などは下記ボタンからご確認いただけます!
【スペシャルオーダー その2】 g7 Special g7-JB/R Standard Aged – 1962 3-Tone Sunburst 編へ続く。
タグ: g'7 special
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