魅惑のジャズギターをご紹介！【夏音2019】
こんにちは、若島です。
今回は表題のとおりジャズに最適なアーチトップギターを紹介していきます！
ジャズというと、敷居が高く上級者がやる音楽というイメージがあると思います。
かくいう私もその一人、コードやスケールの理論はもちろん、インプロヴィゼーションのための演奏技術、いくら練習してもセッションなんて怖くて行けない・・・そんな悩みは皆さんもあるかと思います。
とは言いつつも、まずは形から。
ジャズに特化した”フルアコ”を手に取って、この夏本気でジャズギターに挑戦するのはいかがでしょうか。
Blue Guitarsイチオシのブランドから、ここ富山県で製作されるギターも紹介したいと思います！
その前に一つ告知を・・・、
19年7月21日（日） 布川俊樹 ジャズギターの金字塔 ライブ＆ワークショップ【夏音2019】
「ジャズギターの金字塔」の著者である「布川俊樹」氏のライブ＆ワークショップがBlue Guitarsで実現！
ジャズギターの金字塔の内容をリアルな空気感とともに体感いただけます。
この機会をお見逃しなく！
ご予約お待ちしております。
さて、まずはお手頃なプライスのものから。。。
Eastman / AR-175CE – Blonde
伝統的なES-175タイプのハイコストパフォーマンスモデル。
内部のブレイシングは手作業によって削り出されニカワによって接着、オール・ニトロセルロース・ラッカーによる塗装、低価格帯ながら充実のスペックを誇ります！
本家Gibsonとまでいかなくても、それに負けない良いものをお探しの方にオススメです。
Rozeo / Ladybug SM-TBC HB – Black
国内有数のギターファクトリーの中でも古くからしっかりとした作りで信頼を置く”寺田楽器”、ルシアーの樋口恭大 氏が監修・製作する新鋭アーチトップブランド「Rozeo」。
コンパクトなボディシェイプに薄めのボディ厚を採用することで、ストレスフリーな演奏性はもちろん、すっきりと洗練されたサウンドに仕上げられています。
ボディの厚みやカッタウェイの有無、2ピックアップモデルやP-90タイプなど幾つかのバリエーションもあり、好みに合わせてセレクトできます。
ジャズはもちろん、アコースティックギター的な表現もソリッドギター的な表現も可能でオールラウンドに活躍する一本！
Aria Pro II / FA-2000 – Natural
D’Angelico(ディアンジェリコ)やD’Aquisto(ダキスト)といった製作家が作ったニューヨーカースタイルを踏襲した本器、17インチの大きなボディならではの太く艶やかなサウンドが魅力です。
国産ならではの品質の高さはもちろん、単板削り出しのスプルーストップや美しいフレイムメイプルバック＆サイドなど豪華な仕様です。
Shiro Tsuji 辻四郎 / L-5 Model (1920s)
Blue Guitarsが所在する富山県、世界遺産としても登録されている五箇山の合掌造り集落が有名ですが、そこに辻四郎氏の工房があります。
以前に工房に訪れた際のブログも合わせてご覧くださいませ！
大自然の五箇山の中で生まれ育った辻四郎 氏。日本で最初の単板削り出しのジャズギター製作を始めた重鎮と言える製作家です。
そんな辻氏が製作した本器、16インチボディのL-5モデル。
L-5モデルは20年代から製造され、1935年にボディサイズ(横幅の長さ)が16インチから17インチに変更されるのですが、それ以前の個体をイメージしてオーダー。当時はピックアップも無い時代でしたので、それを後にエレクトリック化したと言う想定のスペックです。
やや小ぶりなシェイプ、ファットでメロウなトーン、そしてヴィンテージライクな枯れたニュアンスが表現できます。
CountryやSwing Jazzがよく似合う、そんな粋な一本に仕上がっています。
Nishgaki Guitars / Arcus Thinbody Archtop – Nature
兵庫県三木市でルシアーの西垣氏によってデザイン/製作されるNishgaki Guitars。
本器「Arcus アーカス」は弓を意味するラテン語のarcus(アルクス）が語源のアーチトップモデル。
紹介してきた中では特にモダンなルックスが目を惹きますが、伝統的なジャズギターの構造とは異なる、西垣氏ならではのオリジナルのデザインで設計されています。
小沼ようすけ氏をはじめ、数多くのトッププロが愛用するNishgaki Guitars、「本当のハンドメイド」でなければ成しえない「音」と「弾き心地」、そして造形の美しさが魅力です。
コンテンポラリーで現代的なアプローチを得意とするギタリストにぜひオススメです！
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開進堂楽器 Blue Guitars （楽器センター富山 GCTOYAMA 1階）
TEL:076-433-0942 (10:00-20:00)
Mail:blueguitars@kaishindo-music.co.jp
