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180522【工房探訪記】BLACK CLOUDへ

2018/06/12 06:40:49

山田です。

5月の工房探訪記 その4

ハンクラから始まり、長野の工房探訪も遂にここまで来ました。

感慨深い(笑)

 

ここまでの足跡です・・・↓↓↓

180519-20 Tokyoハンドクラフトギターフェス 
180521 工房探訪記 Deviser
180521 工房探訪記 Sugi
180522 工房探訪記 Seilen弦楽器工房+α
180522 工房探訪記 Black Cloud Guitar  ←イマココ

 

 

松本より北上し、たどり着いた先は、BLACK CLOUD (ブラッククラウド)・・・

 

最近ではギタリストのDURAN氏が使用していることでも話題の同ブランド。

トラディショナルなシェイプを踏襲しながらも、そのサウンドやフィールはその枠を超えて存在しています。

 

 

 

5月に雪山を望む自然豊かな土地・・・

富山県の私たちはこの大峰をいつもは逆側から見ているのかな~と思いつつ工房へ

 

NAMMより始まった同工房BLACK CLOUDのファクトリーブランドBLACK SMOKERの弊店での取り扱い。

大手ギターファクトリーにて長年に渡って製作・設計に携わった経験から膨大なノウハウを持ってギターに向き合う黒岩氏と、BLACK CLOUDのセンス中枢であり優れたビルダーでもあり黒岩氏の右腕である柳澤氏・・・この少数精鋭にて製作される唯一無二の価値がBLACK SMOKERであります。

 

 

現在、弊店のファーストオーダー分の4本、全て入荷しています。

 

Black Smoker / SIGMA SSH w/Ovaltone 鵺NERO – Ink Blue Metallic [NAMM2018]

OVALTONEの新しいデバイス-鵺- NUE DEVICEをインストールしたダブルネームのNAMM2018のリミテッドスペック。NAMM2018現地でのオーダーで満を持して入荷。ピックアップも自社製となり、より親和性の高いギアとなりました。

 

 

SIGMA HSH – Ocean Turquoise Metallic

HSHのラウドなスペックを踏襲したSIGMA。アッセンブリーもチェックして欲しい1本。少し青みの強いオーシャンターコイズメタリック。へヴィネスからトラディショナルまでカバーする1本。


Black Smoker / SIGMA SSH – Tail Green Metallic

絶妙な中間色を狙ったテールグリーンメタリックのSIGMA-SSH。角度や光の当たり方によっては少し緑かかっているようにも見えます。汎用性の高い1本。

 

 Black Smoker / Delta-E – Experimental White

実はこれがこのスペックの初号機となる新しいDELTA。見た通りソリッドではなくシンラインで、この構造がDELTAのデフォルトになりました。その記念すべき1本目が弊店に入荷。カラーはBLACK CLOUDを象徴するカラーのひとつ、アッシュにバーナーで加工し、シースルーのホワイトで質感を調整した実験的で意欲的なカラー。

 

BLACK SMOKERには柳澤氏のコーディネイトのセンスが色濃くあり、あえてそこに自分たちのエッセンスは入れるべきではないと判断した為、ファーストロットには細かい指示は一切出さずオーダーしていました。

今回の工房来訪の理由はその製作現場に赴き、BLACK SMOKERに対してよりリアルな見識を持つため・・・

 

その製作現場である工房を詳細に案内していただきました。

 

現場を見て感じたこと・・・

最先端の機材が揃っているわけではなく、ある意味では前時代の機材がならぶ中、

その製作フローはそれらのポテンシャルを最大限に引き出し、無駄を極限まで省いた最大限の効率を持っていました。

二人というマンパワー・・・時間の制約の中で、これだけのクオリティの高さを保っている理由をうかがい知れました。

NCルーターの稼働時間を熟知しその合間に適した手作業を行うこと・・・

普通はNCを使う工程でも状況によっては手作業が勝ることを体現していること・・・

DELTAのヘッドシェイプの形状はSIGMAから切り出せる設計になっていること・・・などその最たる例です。

Black Cloud Guitarさん(@blackcloudguitar)がシェアした投稿


 

 

この熟練工と呼ぶにふさわしい、このお二人から作られる価値がBLACK CLOUDのBLACK SMOKERです。

 

 

 

ボディは基本ウレタン、ネックはオールラッカー・・・

左右非対称ネック、指板のラジアスは305mmに6155タイプのモダンなフレット・・・

オリジナルのピックアップや様々なレイアウト、GOTOH/510のハードウェア・・・

そしてヘッド裏のブランドロゴやフィニッシュカラーをはじめとするディテールのセンス。

 

伝統をしっかりと知っていながらもそこに固執せず、現代的な感覚も取り入れ時代にマッチさせる。

しかし、変えなくて良いところは必要以上に変えない。

むしろ変えないことが正しいこともある。

そのことを強く感じさせるギター達は、製作フローもまさにその通り。

 

使い手の様々な音楽に呼応する全方位的なギアがBLACK SMOKERの本質だと感じます。

 

 

 

事務所にて黒岩氏のギター製作の半生からBLACK CLOUDの生い立ち、BLACK SMOKER立ち上げまでの苦労などを語っていただきました。私たちにとってその歴史に触れられたことは、非常に大きな体験でした。ありがとうございます。

 

 

最後に記念パチリ。なんだか非常に楽しい時間でした。

 

これにて、長野路 工房探訪はひとまずの終了。

一路、富山へ

 

そして、現在Blue Guitarsではこちらが開催中↓↓↓

 

そして6/30-7/1には本家のこちらへも参戦します↓↓↓

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